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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
傘が赤くて白い斑点があって柄には可愛い目があってブロック殴れば生えてきて結構速めに動いて食べたら大きくなる他にも必死の紫や1UPの緑もあるモノ
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、スバル!」

「スバル、もう少し気をつけてほしかった・・・えほっえほっ」

流されて海に落ちる前に、エリオとキャロに助けられたシャマル達。おおう、今のはちょっと危なかったかも・・・。

「うぅ、ごめんティア、ギン姉。シャマル先生とザフィーラも大丈夫ですか・・・?」

「え、ええ」

「ああ」

「まぁそう怒ってやるな、ティアナ。スバルとてわざとではないのだからな。それに、元はと言えばフライハイト。お前がセインテストを海に叩き落とすからだろう」

「あぅ・・・ごめん」

シグナムからの御叱責。でもルシルから危険を感じたんだから仕方ない。しかも、死ね、って言ってたし・・・。それが本気じゃないのはもちろん解ってるけど、やっぱり何か嫌だった。せめて、くらえぇぇぇっ!とか、いっっっけぇぇぇっ!なら良かったのに・・・。

「そ、そう言えばルシル君はどないなん?」

「あ、はい。ちゃんと助けられましたよ」

スバルがゆっくりと右手を開いていくと、「・・・呪われているのかもしれないな」びしょ濡れになったルシルがスバルの手の平の上で胡坐をかいていた。

「ルシルパパ、大丈夫・・・?」

「ありがとう、ヴィヴィオ。私は大丈夫だ」

「よかったぁ♪」

私たちみたいに大きくはないけど、それでもルシルよりは大きいヴィヴィオ。そんなヴィヴィオが、その大きくなった手でルシルの頭を優しく撫で始めた。

「あの、ヴィヴィオ。その・・・ね。ルシルさんもその・・・大人だしね・・・」

ティアナが優しくヴィヴィオに語りかけるけど、ルシルはそれくらい何とも思わないと思うけど・・・。それにルシルなら逆に微笑ましいって思っているはずだ。だから続けさせてあげればいいと思うんだけど、何でそんなにルシルをチラチラ見ているのかな・・・?

(・・・ん? なんだろう。シャマル達の顔色が・・・青い・・・?)

ルシルを見ているシャマル達の顔色は青いし、どこか落ち着きがない。

「ヴィヴィオ、もうそろそろいいんじゃないかしら?」

「??・・・うん・・・」

シャマルにそう言われて、ルシルから手を引いたヴィヴィオ。そして件のルシルはと言うと「・・・」立ったまま気絶しているようにも見える。

(もしかして、さっきから小さく聞こえてたボキボキっていう音はまさか・・・ルシルの首が鳴っていた・・・ということ・・・?)

「ルシルパパ・・・?」

「・・・ダイジョウブダヨ」

ギプスが意味を成さない程に首が傾いてるルシルがカタコトでそう言ったのを見て、ようやく巨大化組も解ってしまった。どうしてシャマル達がヴィヴィオの撫で行為を止めようとしていたのか。そしてルシルの様子が変なのがヴィヴィオの所為だということにも。唯一理解し
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