学校内接戦(前編)
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みんな不安で仕方なく、話をやめることをしなかったが、
「静まれぇぇぇぇ?人間共??」
オルフェノクの一人がマイクを利用して黙らせた。学校のクラス全員は恐怖に怯えていた。
「お前達は人質であり、兵料だ。
君達は本来殺されるべきなのだが、こっちにも事情がある。生かしておく代わりに働いてもらう。
そこで今ある2人の侵入者が現れた。彼らは並の人間ではない。
オルフェノクを撃破したという話だ。そこで君達には戦ってもらう。」
○大量の拳銃
○ナイフと日本刀
○大量の防弾チョッキ
全て凶器のものばかり。
けれどそれは人を殺すための武器。化け物で通じるかなんて知らないが本当に化け物だったら俺たちは死に行くようなものだ。更に言えば俺たちが反乱を起すようなことで逆らわないためか。
「ふざけてるのか!俺たちが戦えって?冗談も大概にしろ?あんた達が戦えばいいだろうが?」
「私こんなことしたくないよ!」
「何でお前らの協力しなきゃならないんだよ?」
一人のオルフェノクが人に向かって発砲した。まだ殺してない。
「ご理解いただけたかな?次の反論は誰かが犠牲になることを承知の上で言う方がお前達のためになるぞ?勇姿はいるのかな?」
けれど誰も手をあげようとしない。死ぬのが怖いからだ。
敵が化け物なのかもしれない。
オルフェノク同志で殺したという線もあるのかもしれない。だとしたら僕らは彼らの鎮圧剤のようなものになる。材料としか思われてない。
そこに手を上げた6人がいた。
けれどそいつらはクラスの中で一番印象が悪く性根も腐っており問題生として扱われた6人組だった。この学校には中学生から高校生、予備校までいるが、そいつらは予備校の学生だった。制服も荒れており、不良のようで俺達含めて他のクラスも偏見な目で見られていた。
実は美香を小さい頃から散々虐めた奴らであり、意識不明の重体にさせた事件でも噂を流させて心を痛めつけるまで苦しませた奴らだ。
「誰もやりたくないんならさぁ?俺たち集団ででその中にある最強武器を使ってもいいですかぁ?」
あの三人の最低なクズが秩序を無くした世界の中でこんなに暴れだすとはこのとき誰も思わなかったのだろう。
一番恐れるのは突然現れた架空の怪物が現れたオルフェノクでも。
討伐に送り出されることでも。
外に出ることもままならないことでもない。
秩序が破壊された今、誰もが持っている他人を傷つけてもどうでもいいう感情が悪化するかもしれない。
その中で一番が強欲、欲望、自制心と忍耐の崩壊。
それが無くなったら学校中の生徒は一気に大暴動となる。それは同時に学校内の内部崩壊になりえるとは誰も予想してなかった。
玲side
バイクでの走行中に外にいるオルフェノクが襲わなかったのが幸いだ。学校に
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