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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
再臨:酔いの鬼神 〜Advent:Drunk Demon Lord〜
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・・! シャルロッテ・フライハイトが命ず。今宵は我に従うシ〇ッカー戦闘員となれ!――
――イィィィィ!――
絶対順守の能力を受け、ルシリオンはシャルロッテの命令を聞くショ〇カー戦闘員となってしまった。その変わり果てたルシリオンに、哀れみの視線が送られた――
「我が手に携えしは確かなる幻想イィィィィィ!」
そんなルシリオンがお馴染の
呪文
(
スペル
)
を詠唱し、その手に青銅の筒を取り出していた。ちなみに魔力はシャルロッテから強制供給されているため、魔術が使用可能だ。そしてその筒を仰々しくシャルロッテに差し出した。
「あの・・・シャルちゃん、ソレは・・・?」
出来るだけルシリオンを見ずに、シャルロッテへと尋ねるなのは。正直、酔っぱらっているシャルロッテにまともな返答を期待はしていなかったなのはだったが。
「こういう場に定番な神器・・・王様ゲーーーーム!」
ルシリオンが取り出し、シャルロッテが手にしている青銅の筒。その筒に入っている青銀の棒がいくつか。これでも立派な神器の1つで、王を引いた者の命令には逆らえないという術式が組まれている。シャルロッテの返答に、みんなは一様に「・・・」口を閉ざした。
「フフフ、驚いて声も出ないというわけね。いいわぁ、その表情♪ つうわけで、参加したまえよ、なのは達!」
「しゃあないか。ルシル君があんなんじゃもう止められへんし」
はやてが渋々参加することを承諾したことで、なのは達も参加することを決めた。
「王様だーれだ!」
シャルロッテの掛け声とともに、一斉に青銀の棒を引き抜く隊長陣含めた前線メンバー+α。
「フフン、やはり私の今日の運は最高のようだな」
王冠の刻まれた棒に口づけしながら笑みを浮かべるシャルロッテ。それを見たなのは達は、一体どんな命令を下されるのかと一斉に絶望した。
「そうだな〜・・・よし、全員モノマネだ!」
まさかの人数指定に「全員!?」と一同驚愕。しかしそれを完全スルーする酔いの鬼神・シャルロッテが命令発動の一言を告げる。
「命令だ!!」
強制命令が発動。
「い、1番ギンガ・ナカジマ・・・いきます。え〜っと・・・N〇MCO x CA〇COMのム〇の鳴き声・・・。“ムゥムゥ”」
「失格ぅぅぅ!」
「きゃん!?」
ギンガの頭上から金タライが落ちて来て、見事にクリーンヒットした。
「次っ!」
頭を押さえながら悶絶するギンガをスルーしつつ、2番手へと指差すシャルロッテ。
「2番、えっと・・・高町ヴィヴィオ・・・です。えっと、その、バカと〇ストと召喚〇の島田〇波・・・。“アンタの指を折るわ。小指から順に、綺麗に”」
「ヴィヴィオ・・・なんて残酷な・・・(涙)」
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