暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
再臨:酔いの鬼神 〜Advent:Drunk Demon Lord〜
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ゆっくりと乗れるもん探そうな」
「・・・はいです」
「うん・・・」
2人の声に覇気はなかった。それ程までに楽しみにしていたということだ。半ばはやてに手を引かれるようにしてその場を後にする八神家。それから絶叫マシン系で、尚且つヴィータとリインフォースUが乗れるものを探すものの・・・
「「・・・」」
「えっと・・・」
なかった。どれも身長がもう少しというところで足りなかった。もちろん乗れるものもあったが、それは本当に小さい子供用のローラーコースター。そんなので納得や楽しめるわけもないということで、ヴィータとリインフォースをUは乗らなかった。そうしたらローラーコースター系は全滅となってしまった。
「はやてちゃ〜〜〜ん・・・リインは・・・リインは・・・(泣)」
「マジかよ・・・全滅って・・・そんなのありえねぇ・・・」
その沈みようはハンパじゃなく、2人の背景にはどす黒い曇天が広がっていた。
「・・・この手は使いたくなかったがしゃあねぇ。変身魔法で身長を伸ばすっつう禁じ手を・・・」
「リインも、リインも・・・それしか・・・」
少々思考に問題が発生しつつある2人。そこまでして乗りたいという2人に、はやて達はただ見守ることしか出来なかった。
――グループ・シャルロッテ
「なかなかやりますね、シャルさんっ」
「ティアナこそ。初めてにしてはなかなか・・・!」
「ゲームセンターで鍛えたので・・・!」
「ティアもシャルさんも速ーい!」
「スバルーーー! 頑張れーーー!」
シャルロッテとティアナとスバルの3人は現在、ゴーカートでレース場を疾走中。特にシャルロッテとティアナのは一進一退の激しいバトルを見せている。他の参加者も、2人の激しいデッドヒートに興奮中。シャルロッテ達は上位組で、スバルは何とかそれに追い縋る。そしてレースには参加せず、外から応援に精を出すギンガ。
「いっけぇぇぇぇぇっ!!」
「「ドリフト!?」」
「マジかよ!」
「あの姉ちゃん、すげぇぇぇっ!」
本来、このようなマシンでは出来ないようなドリフトを華麗にかますシャルロッテ。その鮮やかさに驚愕するスバルとティアナ、そして他のみなさん。
「負けてられないわ・・・!」
ティアナもそれに続いて、ドリフトはかまさないが追走していく。スバルもようやく慣れてきたのか、グングンと順位を上げていく。
「お昼代はあなたたち持ちね・・・!」
「いいえ、シャルさん。あたし達が勝たせてもらいます・・・!」
スバルかティアナが勝てばシャルロッテ持ち、シャルロッテが勝てばティアナたち持ち、という昼食代を賭けてのレース参加。しかしどの道、勝とうが負けようがシャルロッテは払
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