暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
再臨:酔いの鬼神 〜Advent:Drunk Demon Lord〜
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「二度あることは三度ある。それを今ここに実証してしまった。あぁ、私はどこまで神に愛されているんだろう。逆にこわ〜い?」
「ぜってぇイカサマだろ、テメェ!」
「お、落ち着きぃヴィータ!」
「おいセインテスト! 明らかにイカサマしてんだろうコイツ!」
「イィィィ!!」
「くぁぁぁぁ! 言葉が通じねぇぇぇぇッ!」
散々ヴィータは暴れたが、結局命令を受けたルシリオンによって無理やり押さえこまれた。
「ちょ、おい! どこ触ってんだ!」
「イィィィ!!」
「・・・ルシル・・・何してるのかな・・・?」
ヴィータに抱きつき押さえているルシリオンへとフェイトが近付いて行く。それに振り返ったことでルシリオンに隙が生まれ、ヴィータが強力な一撃を彼の鳩尾に叩き込んだ。
「イ゛!?」
ルシリオン・・・撃破。
「はぁはぁはぁ・・・」
顔を赤くしながら肩で息をするヴィータ。その姿に全員が無意識に距離を取っていた。
「ルシル・・・我が手下として見事な最期であった(笑)よし! 我が手に携えしは確かなる幻想・・・」
ルシリオンにそれだけを告げ、何事もなかったように続行するシャルロッテ。そしてルシリオンは、なのはとヴィヴィオとティアナによって介抱された。
「今度は一発芸を見せてもらおう。ここに用意した小道具を使ってもらう。ナンバーはそうだな・・・。1番、2番を引いた可愛い小羊たちとしよう。命令だ」
ヴァイス、はやての2人が前に出て、丸テーブルの上に用意された小道具を選んでいく。そしてヴァイスがボロボロのぬいぐるみを手に取って、「・・・脳みそ」とぬいぐるみの頭に開いた穴から綿を取り出し、そんなことをほざく。当然一同ドン引き。ヴィヴィオに至っては少し涙目だ。
「引っこめ」
「誰だ!? 今ボソッと引っこめっつった奴は!?」
「ヴァイス、お前にはガッカリだ」
「シャルさんの酒癖の悪さの方がガッカリっすよ!」
ごもっともな意見だった。
「次」
「う〜ん・・・じゃあこれとこれで」
はやてがマネキンの顔を二つ手にして、それを自分の顔の両サイドにセット。
「阿修羅」
「あの、はやてちゃん。阿修羅って言われても・・・」
「・・・穴があるんなら今すぐ入りたいなぁ・・・(涙)」
はやてとヴァイスの心にかなりのダメージを与えつつ4回戦。
「王様だーれだ!?」
「来た来た来た来た来たぁぁぁぁ!」
王冠が刻まれた棒を手にしているのはヴァイス。そのハイテンションさと、男であるヴァイスに何を命令されるのかという不安で、女性陣はシャルロッテの時とは違う絶望を抱いた。
「ほとんどが女の子っつうこの最高のシチュエーション!!
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