暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
再臨:酔いの鬼神 〜Advent:Drunk Demon Lord〜
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か」

シャルロッテが最後の1人、ティアナへ目をやった。

「じ、13番ティアナ・ランスター。ひぐらしの〇く頃に、竜宮〇ナ。“はぅ〜、お持ち帰りぃ〜〜!”」

「失格、アウト」

「“嘘だッ!!!”」

「ごめんなさい!?」

あまりの迫力に逆に折れたシャルロッテが全力で謝った。その姿に、「え? あ、その、シャルさん?」と逆に戸惑うティアナ。

「ハッ!・・・や、やるなティアナ・ランスター。フフン、ま、まぁ楽しませてもらった。では、ルシル!」

「イィィィ!!」

ルシリオンが参加者へと再度筒を向ける。なのは達はすでに心が折れかけているが、仕方なく棒を選んでいく。

「んー? そこで見学しているシャーリー以下数十名。観ているだけじゃつまらないよね〜? 参加してみないっすかぁ? あぁ?」

そんな中、シャルロッテが離れたところにいる見学者に声をかける。すると、「観ているだけで十分です!」と全力で参加することを拒否する他の隊員たち。そんな彼らに羨むような視線を向けるなのたたち参加者一同。シャルロッテは「つまらんのー」と呟きながら、視線を元に戻した。

「王様だーれだ!?」

それを無視して王様(ごうもん)ゲームを再開するシャルロッテ。そして王になったのは、「ほほう、2回連続とは。恐ろしい強運だなぁ私」シャルロッテだった。参加者一同は再び絶望をその胸に抱くことになった。

「今度は・・・あぁ、そうしよう。2番、5番、6番、9番、11番、12番、13番」

「「「「「「「・・・」」」」」」」

そこからさらに絶望する7人は、シグナム、ヴィータ、シャマル、リイン、キャロ、スバル、ギンガ。選ばれなかった残りは安堵の表情で、本当に幸せそうな笑みを浮かべている。

「その7人には、もっ〇け!セー〇ー服かハレ晴〇ユカイのどっちかを歌って踊ってもらおう」

「何だそれはっ!?」

シグナムが猛抗議。

「ルシルー、どっちがいい?」

「イィィィ!!」

「ほう、も〇てけ、か。良いセンスだ」

「セインテストは、イィィィ、しか言ってねぇし! てかそれ以前に選んでもいねぇだろっ!」

ヴィータも猛抗議に参加。しかしシャルロッテは、「ふむ、七人ともチアユニフォーム着て、もって〇!〇ーラー服を踊れ。命令だ」と、その抗議に耳を貸すことなく命令を下した。この後、7人は青を基調としたチアユニフォームに強制着替えされ、知らないはずの歌と踊りを笑顔でやっちまいましたとさ。

「どうした諸君、元気がないぞ?」

もう一度棒に手をかけるシャルロッテ。他の参加者、特にさっき歌って踊った7人はかなりの勢いでテンションが低下中だ。

「さぁいこう。王様だーれだ!?」

一斉に引き抜かれる棒。

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