暁 〜小説投稿サイト〜
いつか必ず、かめはめ波を撃つことを夢見て
第06話 本当?占いババの両親
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
に、教えてもよかったのですか?」
 すぐに教えてもらえるとは思っていなかったナシゴだったが、軽く言い放ったカンフー服の男性にびっくりする。
「いいよ、いいよ。秘術って言っても、簡単なものだ。それに今、ここに不死鳥無いもん」
 無いもん、なんて軽く言い放つカンフー服の男性。
「そ、それじゃあどこに?」
「この山の何処かに住んでおるよ、必要なら勝手に見つけてくれ」
「ほ、本当に良いのですか?」
「ただし! 見つけても捕まえたりせんでくれ。あくまで自然に不死鳥が涙を流すまで待つのじゃ」
「ありがとうございました! 早速不死鳥を探してきます」
 礼を言って、ナシゴは家を飛び出した。カンフー服の男性が呼び止める声も無視して行くナシゴ、女性のおもてなしの準備も無駄になってしまった。

 ナシゴは言われたとおり、不死鳥を探し始めた。
 4日後、ナシゴは不死鳥を発見。続いて、不死鳥を観察し始めた。カンフー服の男性の言いつけ通り、自然に不死鳥が涙を流すのを待ったのだ。そしてナシゴが、不死鳥が涙をながすまでのを目にするのに10年の月日が流れる。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ