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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第289話】
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指で弄ぶラウラ。

 タオルが擦れ、あわや乳房が見えかけるので慌てて視線を逸らした。

 ……流石に、この状況で突起はまずい。

 そう思い、瞼を閉じ、何度も深呼吸していると首に腕を回され――。


「ちょっ!? な、何だよラウラッ!?」

「………………」


 熱っぽい眼差しが真っ直ぐと俺を捉え、湯船の中で密着してくるラウラ。

 既にラウラのタオルははだけていて役に立たず、流石にこの状況下での理性崩壊はまずいので――。


「ら、ラウラ。 まずは落ち着け。 ……な、何でこんなことを――」

「……ヒルトの部屋に織斑が居るからだ」

「ぉぉぅ……。 確かに居るが、一応学園祭までだぞ?」


 とりあえず、ラウラの髪を左手で撫でつつ、右手は腰に回すと少しぴくっと反応を示した。


「……そ、それでもやはり……ヒルトと二人きりになれる時間は少ないのだ……。 だ、だから今日は危険をおして大浴場に来た……。 ……迷惑……か?」


 まるで捨てられた猫が寂しそうな眼差しで飼い主を見るような――そんな目で見るラウラに――。


「め、迷惑じゃないが……その、俺にだって理性ってのがある。 ……女の子なんだ、例え俺でもあまりこういう事するな……。 ……襲われるぞ?」


 そう言うと、やはり顔を赤くするラウラだが――。


「べ、別に……ヒルトなら……。 か、構わない……ぞ?」

「…………ッ!?」


 心の中で失敗したと思った時は既に遅かった。

 その一言で、理性はまだ保ってはいたのだが欲望の塊が一気にバベルの塔の如く構築され、ラウラの下腹部に当たってしまうと――。


「んッ……! ……ふふっ、何やら私に何か【硬いモノ】が当たるのだが……?」

「……け、携帯電話……かな? あはははは……」


 何とか笑って誤魔化そうとするも、ラウラの瞳がいたずらっぽく輝き始め――。


「ほぅ? ……携帯電話なら、手に取らないとダメだな」


 そう言って首に回していた左腕を解放し、下腹部へと伸ばしていく――。

 ラウラが俺の欲望の塊に触れる寸前に、俺は慌てて――。


「す、ストップ!」

「む? ……どうした?」

「そ、その……流石にダメだ。 ……け、携帯じゃないし……勢いでこういうのは――それに、そろそろ上がらないと一夏が来る……」


 下半身に血液が集中しまくってるせいか、若干逆上せそうな気もしてきた。

 ……上がる前に、水風呂に入らないと……。


「……織斑が来る前に、事を済ませば――」

「だ、ダメだって……。 そ、それ以外なら構わないから今回は……」


 流石に風呂場でラウラと淫行
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