第二章
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、わかってねえな」
ラビルはソーサーの言葉に笑って返した。
「見舞いはやっぱりチョコレートケーキだろ」
「そんな決まりあったの?」
「俺が決めたんだよ」
「全く、入院しても相変わらずね」
「変わるかよ、とにかくな」
「ええ、大怪我ね」
「ったくよ、ドジ踏んだぜ」
ラビルは天井を見上げた。そのうえで病室のこれまた白い天井を見上げてそのうえで言うのだった。
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