波及効果と戦史研究
情報活動の連携
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データの出所を伏せ、日本陸軍が収集したと偽り披露されました。
ドイツ陸軍は精緻な情報に衝撃を受け、日本と親交の深い海軍の情報漏洩を疑いますが。
ドイツ海軍も同様の情報提供を受け国防軍へ通報、外務省も巻き込む大問題へ発展。
メッケル少佐を派遣した参謀本部の後継者、ドイツ空軍も嫌疑が掛かり大規模な調査を実施します。
国防軍は内通者の存在を確認出来ず、エニグマ暗号の根本的な見直しを迫られました。
誇り高い職人《マイスター》達は全知全能を傾け、発想の根本的に異なる新たな暗号を開発。
ポーランド軍人から情報を入手、エニグマ暗号の解読に成功した大英帝国の有利を払拭。
大英帝国は新たな暗号体系に直面、エニグマ暗号を手掛かりに解読を試みますが。
天才的な数学者を擁する研究機関と雖も、短時間で成果を挙げる事は不可能です。
ドイツ海軍の暗号解読も不可能となり補給艦、仮装巡洋艦の会合海域も全面的に変更。
多数の補助艦船が英国海軍の急襲を免れ、活動を継続しています。
仮装巡洋艦『コルモラン』は豪州西方沖、インド洋で通商破壊戦を実施。
11隻を拿捕の後、日本回航が命じられました。
大型客船『シャルンホルスト』は帰国の目処が立たず、神戸港に係留中。
客室を乗組員達に解放、長期航海で蓄積された疲労の回復に貢献しています。
ドイツ海軍は極東海域で補給の後、ペルシャ湾ルート襲撃を計画。
『コルモラン』単独では返り討ちの確率が高い為、乗組員の疲労回復を命じました。
合州国海軍と直接対決に慎重な連合艦隊、日本海軍に強要は控え英国限定の開戦準備を勧告。
ソ連軍の武器弾薬受領を妨害する為、インド洋に機動部隊の常駐が要望されています。
仮装巡洋艦『コルモラン』(45口径150_砲6門、35口径75_高角砲1門、83口径37_機関砲2基4門、65口径20_機銃5挺、魚雷発射管2基4門+単装2門、機雷360個、水偵2機、魚雷艇1隻(発射管2門、37?))
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