幕間 マルシアと妖精
2幕
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沈黙が降りる。
するとルドガーが来て、エルとフェイの頭に両手を置き、くしゃっと撫でた。
「事は一刻を争います、ルドガーさん」
「首相を助けないと!」
「ああ。――エルもフェイも、船降りてすぐで悪いけど、行けるか?」
「行く!」
「行く」
エルはきっぱりと、フェイは硬く、ルドガーに肯き返した。
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