暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスの世界に生まれて
眼鏡っ娘は何座の女?
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問題なのは山田先生だ。
理由聞かれて、そんなこと恥ずかしくて言えませんとか頬を朱に染め、可愛らしく言うもんだから話がますますややこしくなる。
俺は昼休みになると職員室へと赴き、山田先生に事の次第を問いただした。
訊けば歩きにくそうにしていた理由はこうだった。
昨日の夜に内股をぶつけたらしい。
それもかなり強くぶつけたらしく、青痣がが出来るほどだった。
今も擦れると痛いらしく、それで歩き方がぎこちなかったらしい。
この話をクラスの女子たちに伝えると、つまらないと一言だけ返ってきた。
期待に添えなくて悪かったな。
事実は小説よりも奇なりというが、そんなに現実が刺激的な事柄で満ち溢れていたら俺の人生は波乱万丈どころではないだろう。
閉鎖された学園生活で娯楽が少ないのは解るが、いい加減俺のネタで盛り上がるのはやめて欲しいと溜息をつきつつ、そう思っていた。

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