暁 〜小説投稿サイト〜
真剣で英雄(えいゆう)と恋しなさい!
1・風間ファミリー
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ャップ」

 「よし、俺とモモ先輩クリスは、正面から行くぞぅ」

 「悪の組織に踏み込むか。正義の血が騒ぐぞ」

 大和の指示に、キャップとクリスが答え、百代がステップを踏みつつガードマンに近づく。

 「楽しくなってきたなぁ。こーんにちはっ」

 百代の声に

 「…?、何だお前らは帰れ。ここは入れないぞ」

 威嚇するガードマンだが…

 「女が女を買ってもいいじゃないか」

 その言葉に百代に手を伸ばし

 「!、貴様どこでそれを…こっちへ来い!」

 といった瞬間、百代の手が伸び首の間接をごきっと外す…

 「うごぐぼはっ!?」

 「なぁに、死にはしないさ。そのまま悶えてろ」

 まぁ、死んでは無いだろう。

 「ようし、突入だ! 行くぜオラーー!!」

 キャップ、クリス、百代がビル内に飛び込む。

 「っ、なんだ!? 警察…じゃねぇな、リアルで」

 驚く男の声に

 「てめぇらの悪事はお見通し。証拠と身柄よこしやがれ」

 キャップが吼え

 「ほう、なかなか数がいるなぁ、20人といったところか」

 百代が中に踏み込みながらそんな事を呟き。

 「(あー、確かに少しでもできそうなのはそんくらいか)」

 ハジメが考えてる間に、クリスが名乗りをあげて、中に居た男達を打ち倒していく。

 屋上や他の場所では、岳人が道を塞ぎ、逃げ出した男達を一子…川神一子、修行大好きな元気少女、ワン子の愛称で呼ばれている…が追いついて倒したりしていると

 「て、てめぇら動くな! リアルで!」

 「そうだ、動いたらぶっぱすっぞ」

 最後に残った男2人が、ビルから出てきた。

 「うわ、一寸放してよ!!」

 「………」

 モロとハジメにそれぞれ拳銃をおしつけ、人質にしながら。

 「俺は、絶対逃げ延びるぞ…」

 「俺だってつかまりたくねぇっ」

 いいながら、逃げようとする男達に

 「あの、それ銃刀法違反…ですよ?」

 焦った様子も無く声を掛けるまゆっち。

 「お前だって刀持ってるじゃねぇか! ってか、それ以上近づくんじゃねぇ!!」

 叫ぶ男、そして一瞬煌く光…

 「まゆっちのは…合法なんだぜ、ヤンキークン?、それとそっちのボウヤは人質選択をあやまってんぜ」

 松風…まゆっちがもつ馬の携帯マスコット、先ほども行ったが腹話術で話す、まゆっち曰く付喪神らしい…がそういうと同時、モロに押し付けていた拳銃が2つに割れ地面に落ち、服も微塵切りになる。
 そして次の瞬間、大和が

 「もういいぞ…”元”」

 と一言、言ったかと思うと

 「何時までも…人の事だきしめてんじゃねぇ、ぞ
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