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ハイスクールD×D 〜銀白の剣士〜
第10話
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「どうですか〜? 似合いますか〜?」

 穴から赤い瞳が除く。正直、ホラーです。子供は絶対に泣き出すね。

「イッセーくん・・・・・・これは・・・・・・・」

「ああ、俺が悪かった」

 他の二人も同じように感じたみたいだ。

「あぁ、でもこれ・・・・・・・いいですねぇ。僕には似合うかも・・・・・・」

「ギャスパー、お前を初めてすごいと感じたよ」

「ほ、本当ですか・・・・・・? これをかぶれば、吸血鬼として箔がつくかも・・・・・・」

 断じて箔などつかないだろう。ただの不審者・・・・・・いや、変態だ。

「まあ、いい。次は渚、お前の番だ」

「僕? う〜ん、そうだなぁ・・・・・・」

 ここでの選択肢は二つだ。ガチで行くか、ネタで行くかだ。しかし、あまり恋愛について考えてこなかった僕ではガチな話はできない。ネタで行くしかないだろう。

「おいおい、早く言えよ?」

「わかったから、急かさないでよ」

 まったく、楽しんでるの現状だと兄さんだけだよ。

「僕も、ちょっと興味あるな」

 って、お前もか祐斗。何気にお前も乗り気なのか。少し意外だ。

 まあ、それは置いといて、何を言うかだな。あんまり突っ込んだことを言うと取り返しのつかないことになるだろうからな。

「で、結局渚はどうなんだよ?」

「僕も、最初に見るのは胸を見るかな?」

 まあ、これは周囲にいる女性の胸が大きいのが原因だろう。あれだけ大きいと視線がそこに向かうのは仕方ない。

「やっぱそうだよな! 男はおっぱいだよな」

 兄さんはなんだかすごくうれしそうだ。仲間がいてうれしいのだろう。

「じゃあ、次はどんな恰好が好きなんだ?」

 恰好か・・・・・・。う〜ん、悩むな・・・・・・。

「恰好は・・・・・・メイド服かな?」

 パッと思いついたのはメイド喫茶だったので、メイド服をチョイスした。

「メイド服・・・・・・あれはいいものだ。ここだけの話だが、俺はグレイフィアさんのメイド姿にかなり心を惹かれた」

 兄さんが感慨深そうにうなずいている。祐斗もなんだかんだで、しっかりと聞いていた。なかなかいい感じだ。

「あと、獣耳も好きかな」

 テレビで見たメイドさんに猫耳がついていたのを思い出して、それも追加する。兄さんの目が怪しく光った。

「獣耳装備のメイドか・・・・・・。ふっ、やるな、渚」

「悪くないんじゃないかな」

「け、獣耳ですかぁ・・・・・・すごいです。奥が深いんですね」

 う〜ん・・・・・・ネタに走ったつもりだったので、“おいおい、それはねぇよ!”という反応を期待していたのだが、思ったよりここに居るのはスケベらしい。

 こ
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