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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ドッペルドッペルドッペルゲンガー
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ッチンで合図。そしてハリセンで脅される鉄槌の騎士とウサ耳騎士。
「凄くしないでいいからね!?」
なのはの言葉もスルー。
「お前に相応しいソイルは決まったぁ! 狙ったもの全て撃ち抜く、ハンティングピンク!」
装填。
「逃れうぬ滅び与える星光、ヴァイオレンスホワイト!」
装填。
「そして、果てなき絆の導、エンドレスレインボー!」
3発目を装填。
「皆殺せ・・・!」
「何でそんなに物騒なの!?」
「エインヘリヤル・・・・なのは!」
若干お怒りのなのははスルーして、トリガーを引き発射。そして例のごとく爆ぜては現れる“エインヘリヤル・なのは”。
「うぉ、すげぇな。悪魔みてぇ」
「アレンジし過ぎだよシャルちゃん!」
「あっれぇ? 予定以上に変わっちゃったなぁ・・・」
バリアジャケットの白の部分が黒で、青い部分も変更して紅くした。そして髪の色も少し変更して灰色、瞳は金色。うわぉ、ほとんど別人だぁ。そんなブラックなのはと目が合うと・・・
「妾の前で頭が高いわ、そちら。とっとと頭を下げよ」
めっちゃ偉そうに言ってきた。なのはの顔と声なのに、言うことが変わるとホントに別人だ。
「(んー、確か性格の変更はしてないはずだけど、あ、まさか・・・)まさか・・・あれが・・・なのはの隠された本性・・・!」
「そんなわけないよ!!」
つっこまれた。
「聞こえなかったのか? とっとと頭を下・げ・よ♪」
目が全然笑ってない。ていうか敵意丸出しでの笑顔なんて怖いだけだ。
「おい、フライハイト。あれちょっとヤバいんじゃねぇか・・・?」
「シャルちゃん、私の顔であんな怖いのもう見たくないんだけど・・・」
「う、うん。まぁさっさと消えてもらおうかな・・・」
今度はちゃんとしたなのはの“エインヘリヤル”を召喚しないと・・・。
「(エインヘリヤル召喚術式強制解除開始。対象、エインヘリヤル・高町なのは)・・・あれ? おかしいな。どうして消えないの・・・?」
デビル――ブラックより昇格ななのはは未だ健在。
「えっと、シャルちゃん・・・?」
「おいおいおい、まさか・・・言うこと聞かねぇのかよ・・・?」
そんなわけがない。私だって“エインヘリヤル”の召喚権限をルシルから借りてるんだから・・・。許されているランク以上の“エインヘリヤル”を召喚したわけでもないし、どうして言うこと聞かないの?
「おーっほっほっほっ! 偽りのマスター・シャルロッテよ! そちの権限など腹周りの余分な脂肪程に意味のないものよ! それが分かった解ったならば、頭を下げよ」
へぇ、そう。そういうことを言う。なのはの顔と声でそんなこと言っちゃう・・・
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