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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ドッペルドッペルドッペルゲンガー
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ヌキ耳+尻尾のはやて。
「ねぇシャルちゃん、どうして出る子出る子には動物が混ざってるのかな・・・?」
「その方が面白いから」
即答したらなのはが「やっぱり」と呟いて溜息。だって何事も楽しまないと損だよ、なのは。でも、さっきはそう言ったけど、ホントはちゃんと理由がある。オリジナルの前では、対象の“エインヘリヤル”は召喚できないというルールがある。
だから何でもいいから少しだけでもアレンジを加えないと、オリジナルの前には召喚できない。どうしてルシルはそんなルールを作ったのか知らない。でもきっと理由はあるんだと思う。そう。悪用しないようにするとか。誰かの代わりとして、慰み者にしたくない、とか。
「じゃあはやて、あそこでバトってる2人を止めてあげて」
「了解や」
手にするのは“シュベルトクロイツ”じゃなくてハリセンだ。描かれたイラストはウサギとカメ――じゃなくてデフォルメされたウサギとタヌキ。そして“夜天の書”は動物図鑑という始末。そんなハリセンと動物図鑑を手に、タヌキの尻尾をフリフリ揺らしながら、ヴィータとチヴィータに近付いていくタヌキはやて。そして・・・
「いい加減にしとき!」
「「みぎゃっ!?」」
思いっ切り振りかぶったハリセンでつっこんだ。スパンッと良い音が出た。今のはプロの、すごく上手い叩き方だ。
「はやて!?・・・じゃねぇぇぇ! フライハイト、お前またやったのかよ!?」
「2人を止めるためだからだよ」
狙い通りにバトルも終わってるし、選択は間違っていなかった。あっちはもう解決したし、なのはに振り返って、「いっそのこと、なのはも自分相手に闘ってみる?」ってなのはの“エインヘリヤル”も出そうかと提案してみる。
「ヴィータも結構チヴィータに苦戦していたみたいだし、良い経験かもよ」
「苦戦なんかしてねぇ!」
ヴィータの反論をスルー。
「わ、私はいいよ。その・・・どんなのが出てくるか知れないし・・・」
「大丈夫、大丈夫! チヴィータみたいな変なのにはしないから」
「おい!」
「う〜ん・・・」
随分と深く考えるなぁ。そんなにイヤなのかな?
「どう? 少なくともチヴィータよりはマシだから」
「ざけんなよマジで!」
「そうだなぁ・・・。じゃあお願いしよう・・・かな」
チーム戦で闘っても良いし、と小さく呟いてる。そうと決まれば早速♪
「よし、そうこなくちゃ! 見てて、チヴィータごときより凄いのにするから♪」
「なあ、殴っていいよな? もう殴っていいよな?」
「ああ、あたしも手伝うぜ」
ここに来てヴィータとチヴィータが結託したみたいだ。だけど、こっちにはタヌキはやてという最終兵器があるのを忘れているね。指パ
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