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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ドッペルドッペルドッペルゲンガー
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「ハッ、やってみろよ! 今日という日を命日にしてやっからさ、このロリっ娘! あぁ違ぇな。何百と生きてんだからロリババアか!」

どっちかと言えば、チヴィータの方がロリだよ?

「ぶっっっっっっっっ殺ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっす!!」

ヴィータが“グラーフアイゼン”を起動して、チヴィータ相手にブンブン振り回す。だけど、その小ささを活かして回避しまくるチヴィータ。

「アイゼン!」

≪Jawohl≫

ちょっとヴィータ、いくらなんでもギガントフォルムは大人げないよ。

「ぶっ潰れ――」

「どこ見てんだよ!」

ヴィータが“グラーフアイゼン”を振り上げたことで生まれた隙を突くチヴィータ。一気に懐に入ってヴィータの脛を“ミニアイゼン”で打ちつけた。

「くぅおおおおおおおおおおぅぅぅぅ!!」

アレは痛い。それを証明するかのように、ヴィータが“グラーフアイゼン”を手放して、右脛を擦りつつ転げ回る。目にも涙を浮かべているし、相当なダメージのようだ。

「見たかよ。これぞ必殺シーン・バイン・シュラーク!!」

聞けばなかなかカッコいい必殺?技名だけど、その意味は、“向う脛に一撃”、だ。

「〜〜〜〜〜っ」

「ヘッ、こんなもんかよ」

“ミニアイゼン”を、未だに右脛を擦りつつ涙しているヴィータに突きつけた。

「て、テメェ・・・!」

メラメラと怒りに燃えるヴィータ(涙目)。

「ニヤァ」

片や可愛らしい小悪魔な笑みを浮かべるチヴィータ。ウサ耳が若干悪魔の角にも見えてきた気がする。

「え、えっとヴィータちゃん、チヴィータちゃん。な、仲良く、ね。そう、仲良くしよう。・・・無視ですか」

あの危険地帯に挑んだものの敗北して、ガックリ項垂れて戻って来たなのは。私はただそれを迎え入れるしか出来なかった。

「上等だよテメェ。アイゼン!」

≪Raketen form≫

ヴィータは徹底抗戦のようだ。対するチヴィータもノリノリだし、どうしようかなぁ・・・。

(召喚を解くのは簡単だけど、それじゃつまらないし・・・そうだ!)

「(全略)! 遥かなる夜天統べる蒼、ミッドナイトブルー!」

ベルトからソイルを取り出して、シリンダーに装填。

「まさか・・・」

なのはは私が口にした言葉だけで誰を召喚するか判ったようだ。まぁ夜天統べると言ったらただ1人しかいない。

「夜天に舞いたる純白、スノーホワイト!」

装填。

「そして、永久(とわ)なる優しき疾風(はやて)、エターナルグリーン!」

3発目を装填する。

「ツッコめ、エインヘリヤル・・・はやて!!」

トリガーを引いて3発のソイルを撃ち出す。そして現れたのは色違い+タ
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