暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ドッペルドッペルドッペルゲンガー
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後の訓練はそれでいこう」

「「「まさか・・・」」」」

なのはが何を思いついたのか、すぐに思い至った。フォワードの使い魔、午後の訓練、そこから導き出されるのは実に簡単なこと。それから、食堂でお昼を済ませて、午後の訓練となった。私も参加したかったけど、生憎と別件で出かけないといけない。

「何も変なことが起きないといいんだけど・・・」

嫌な予感があるけど、変なことが起きないことを祈りつつ私は六課を後にした。

†††Sideフェイト⇒シャルロッテ†††

ルシルはシャマルと中で仕事だから、“エインヘリヤル”召喚は私がすることになった。

「えー、午後の訓練はちょっと予定を変更します」

フォワードの子たちは、なのはから告げられた言葉に少し戸惑いを見せている。今までそんなことがなかったから、どんな訓練になるのか期待半分・不安半分なんだろう。

「つうわけで、フライハイト。頼んだぞ」

「ん、了解」

ヴィータには昼休み中に、なのはと一緒に話をつけた。始めはつまらなそうにしてたけど、終盤じゃ興味深々だった。

「あの、シャルさんが僕たちと・・・?」

「ううん、違うよエリオ。みんなが相手をするのは、ある意味最強の敵。さて・・・我が手に携えしは確かなる幻想・・・!」

“神々の宝庫ブレイザブリク”から取り出したのは召喚のためだけの神器。ホントはこんなの必要ないんだけど、機会があれば使いたかったモノで、今がその機会と判断したから取り出した。今取り出した神器の他にも、私の腰のあたりに無数の弾丸が納められたベルトが武装される。それはソイルと呼ばれる特殊な砂が入れられた弾丸。そしてそれを撃ち出すための黄金の魔銃。本来は召喚獣を呼び出すもの。けど今回はすこーしイジって“エインヘリヤル”召喚に使う。

「それじゃあ、まずは・・・スバルから行ってみようか。え〜と、スバルだから・・・う〜ん・・・」

(スバルのイメージは、大体風、鋼、護りと言ったところ・・・かな)

そのイメージを基に弾丸(ソイル)を選定していく。

「シャルちゃん・・・?」

「ごめん、なのは。大丈夫、すぐに始めるよ。まずは、・・・すぅ・・・はぁ・・・お前に相応しいソイルは決まったぁッ!」

――♪BGM FIN〇L FAN〇ASY : Unli〇ited 魔銃発射――

「「「「「「っ!?」」」」」」

驚かしたみたい。ごめん。でもこのセリフも結構重要みたいだし、ここのところは許して。

「不屈の疾風、キングダムブルー!」

まずはベルトからソイルを1発取り出す。そしてそのソイルを魔銃のシリンダーに装填。

「挫かれぬ鋼の意志、スチールグレイ!」

もう1発取り出し、シリンダーに装填。

「そして、
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