暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜冷厳なる槍使い〜
SAO編
禍原さんの『SAOなんでも考察コーナー♪』
第二回 『ソードスキルについて その1』
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に検知され、スキルアシストが立ち上がる。

6.ターゲッティングカーソルを当てていた対象に向けて、半ば自動的に自分の体、アバターが動き出す。
  この時、アバターを自動的に動かすモーションアシストには干渉する余裕が存在して、動きに逆らえば強制停止、動きに合わせて力を籠めれば威力ブーストとなる。

7.規定スキルモーションが終了後、技毎に設定された硬直時間を課せられる。

8.使用したソードスキルは冷却タイムに入って、時間が経つまで再使用は出来ない。


 という感じですかね。
 出来るだけ論理的にしてみました。

 しかし、上記で疑問を感じる人も中にはいるのではないでしょうか?

 ――あれ? これが抜けてるんじゃないのか、と。

 私も実は、最初にSAO文庫一巻を見た時はそう考えていたのですが、今ではやはり違うのではないかという思いが強くなっています。


 それは――《ソードスキル発動に、予備動作を取るだけではなく、プレイヤーの『発動させる』という意思も関係するか否か》です。

 他の方の二次創作作品を見たり、話を聞いてみると、関係するんじゃないの? という意見が多いような印象を受けました。

 ですが、考えてもみてください。
《ソードスキルを発動する意思》とは、そもそも《何か》ということを。

 意思とは、いわば人間の思考です。極論でいうと『この攻撃は右に避けよう』『明日から頑張る』『今日の夕飯はなんにしようか』などのように頭で考えたものと同じものなのです。

 SAO文庫一巻のP22〜P24にナーヴギアについての記載があります。
 それによると、ナーヴギアでは人間の脳の五感を司る部位にダイレクトでアクセス出来ることにより、電子で作り上げた仮想世界の情報を直接脳に送り込んで、脳に自分が見ている、聞いている、嗅いでいる、触れている、味わっていると思い込ませる。
 更に、脳から自分の体に出力される命令を遮断・回収して、仮想体に反映することが出来る。

 これによって、実際に自分が仮想世界に居るのだと、脳に認識させる――錯覚させると言い換えても良いかもしれません。
 FP(一人称視点)ゲームのもっと凄いバージョンと考えれば解りやすいですかね。

 SAO文庫二巻《朝露の少女》では、メンタルヘルス・カウンセリングプログラム、MHCP試作一号のユイにゃんがプレイヤーのメンタル状態のモニタリングをしていました。

 私も学者じゃないので詳しくはないのですが、頼れるグーグル先生によれば、脳波によって喜怒哀楽は計測が出来るらしいです。

 何が言いたいのかというと、《感情》は観測できるけど、《意志》までは検知出来ないんじゃないか、ということです。

 文庫一巻に、プレイヤーの走ろうとす
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