暁 〜小説投稿サイト〜
【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第七二幕 「貴方を振り向かせたくて・後編」
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ィブさは他人を引っ張るというより、むしろ彼のとった言動に他人が惹かれる一種のカリスマのようなものに感じる。ベル君が彼の事を苦手としていないのも、それが原因なのかもしれない。
そしてその3人が3人とも、ベル君に見守るような温かい視線を送っている。あの身も心もボロボロだったベル君がそれでもやっていけたのは、きっと3人と彼の伯父さんの尽力があったからなんだろう。本当に本当に・・・
「いい友達を持ったね、ベル君。羨ましい位にいい友達だよ」
「・・・ミノリは、友達じゃないの?」
「ふへ?」
言葉の意味が分からず思考が停止した。えっとベル君と3人は友達で私とベル君は・・・あれ?そういえば友達だっけ?何だかベル君は友達っていうより息子って感じのせいで忘れかけてた。
「僕とミノリが友達なら、アラスたちとミノリも友達」
「そうなの?」
取り敢えず画面の向こうに確認を取ってみたが、返って来た返事はやっぱりベル君支援だった。
『そうですね』
『私はまだ認めてないぞ!』
『ベルが認めてるのに?ベルの決定が不服なのか?』
『うぐっ・・・!あ、あくまで仮だからなっ!!』
『そうそう、友達の友達は友達と同じです』
「何となく論理が飛躍したような気もするけど・・・ちょっとした国際交流だね?」
「・・・今更すぎる。ここ、IS学園だし」
的確なツッコミにおかしさがこみ上げ、声をあげて笑った。つられてアラスとコーラも笑った。それを見てベル君も口元が緩み、それを見たアングロもまた口元が緩んだ。
海を隔てていても、人の笑顔は伝染るものらしい。
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