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海上隔離施設の乙女(笑)たち 〜Leviathan’s diary〜
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しにある単語を言うようにお願いしてきた。意味は解らないけど、それくらいどうってことはない。

――ありがとう・・・ロリコンの・・・・お兄ちゃん――

言われたとおりにルシリオンをそう呼んでみた。

――っ!? レヴィヤタンに何を吹きこんでいるんだお前はっ!!――

ルシリオンの表情が一瞬引き攣って、次にシャルロッテへと視線を移して怒鳴った。

「わーごめんなさーい!」

2二人は本当に仲が良いと思った。面会時間も終わっての別れ際、わたしはシャルロッテに日記帳というのを貰った。その日に起きた印象的な出来事を書くためのノートらしい。
この施設の職員にも許可は取ったって言った。どうやって取ったかは秘密らしい。それなら早速、今日を含めたここ数日の事も一緒に書いた。

それにしてもシャルロッテがセインやウェンディと知り合いとは思わなかった。チンクともそれなりに話をしていたし、シャルロッテと何かあったのは間違いなそう。


――○月×日 曇り

今日は曇り。この天気は好きじゃない。人間だった頃のわたしの最期の日が曇りだったから。
少し憂鬱になりながら日記帳を開く。すると今まで気づかなかったけど、端の方に小さな文章が書かれていた。

――お題:悩める乙女たちの悩みを聞き、解決せよ。by C.F――

もしかしたら、悩みが無い、ということは考えなかったのかもしれない。
何を企んでいるのか解らない。わたしのことを考えてか、それとも別の意図があるのか。
ちょうど今、みんなは更生プログラムの時間を終えて、自由時間となっていた。ちょうどいい。書いてあるやり方の通りに事を開始しようと思う。
メンバー全員に白紙を渡して、悩みがある人のみ書いてもらって、返してもらう。そこに解決法を書いて、わざわざわたしのところまで見に来てもらう、らしい。
ちなみに匿名で書かせないといけないとのこと。

――何でこんな面倒な事をするんだろう――

結局はそれに従って、始めるわけだけど・・・。そして何枚か届いた紙を読む。まず1枚目。

――どうしてもノリで喋って行動してしまうっス。その所為で双子からの扱いが少し冷たいっス。どうしたら良いっスかねぇ――

・・・・・・ウェンディだ。匿名の意味が無さ過ぎる。語尾が、〜ッス、だなんてウェンディ以外の何者でもないし。
どうして口癖が文章にまで現れるのだろう。謎だ。まあいいや。これの解決法は・・・

――すでに手遅れ。諦めることを推奨――

よし。まずはひとつ解決だ。
次は・・・

――あたしの性格、妹とも分け隔てなく接するせいかあまり姉として扱ってもらえない――

う〜ん、これは大変な悩みかもしれない。
だったら・・・

――その性格を変えることを推奨。常に姉としての
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