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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第286話】
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操作だったからね♪ てか、美冬ちゃんが教えた当初からマニュアルだって言ってたじゃない」

「「「…………ッ!?」」」


 一同全員が驚愕し、俺を見てくるのだがそれほどの事じゃないだろうに……。


「……楯無さん。 そろそろ勘弁してください。 てか、いちいち驚くなよ。 ……セシリアや鈴音、ラウラだって最初からマニュアル操作だろ? 驚くことないじゃん」


 そう言ってため息をつくと、セシリアが――。


「……わたくしは、最初はオート操作でしたわよ?」

「あ、アタシも……。 まずはオートで慣れてからマニュアルに移りなさいって、軍関係者に」

「わ、私は当初オートでも苦戦していたのだぞ? ……それを……乗って直ぐにマニュアル……」


 一同がショックを受けてる意味がわからない俺には、頭に疑問符を浮かべる事しか出来なかった。


「うふふ。 それはさておき、織斑君も箒ちゃんも、経験値は重要だけどそれ以上に君達二人には高度なマニュアル制御も必要なんだよ。 わかる?」


 そう言いながら再度口元を扇子で隠す楯無さんに、二人は応えずただ黙って見るしか出来なかった。


「美冬ちゃん、シャルロットちゃん。 もう演目は終わって良いわよ。 ご苦労様♪」


 その言葉を合図に、美冬、シャルの二人は射撃を止め、徐々にスピードを落としてから地上へと着地――ISを解除するとそのまま此方に走ってきた。


「お兄ちゃん、どうだった?」

「ふふっ。 たまには僕も褒められたいなぁ〜。 なんてね♪」


 舌をぺろっと出すシャル、美冬も褒められたいのか頭を差し出すと――。


「あぁ、二人ともありがとうな? 勉強になるよ」

「へへッ♪」


 頭を手で撫でると、気持ち良さそうに瞼を閉じて手の感触を楽しむ美冬。

 それを見たシャルも――。


「ぼ、僕もお願いしていい?」

「もちろんだ。 なでなでなで〜」


 あまり髪をくしゃくしゃにしないように、優しく撫でるとシャルは嬉しそうにはにかむ――と。


「……ズルいです、ヒルトさん。 ……わたくしも演目に参加すれば良かったですわ……」


 ショックから立ち直ったセシリアは、俺をジト目で見てくる。


「……むぅ。 ……アタシもなでなでしてほしぃ……」


 あまりに小さな声で呟いた為、聞き取れなかったものの鈴音からもジト目で見られた。


「ヒルト、遠慮せず私の頭を撫でるがいい。 ほら」


 そう言ってラウラもなでなでしてほしいのか、頭を向けるのだがラウラは今回の演目で何もしてないじゃん……。


「うふふ。 ヒルト君モテモテね♪」


 そんな年上的目線で
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