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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第45話 バカンス(前編)
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「わぁ〜!!綺麗〜!!」
見渡す限り見えるマリンブルーの海を見て、ヴィヴィオが叫んだ。
「本当だ………沖縄よりも綺麗かも………」
そんなヴィヴィオの様子を見ながらなのはが感動しながら呟いた。
「沖縄?あの幽霊事件のあの海か?」
「あそこじゃないですよ。沖縄は日本の最南端にある県で海がとても綺麗なんですけど、ここはそこよりも綺麗です………」
「ほう………ってヴィヴィオ!!お前、そのまま海に入るなよ!!」
「分かってるよ〜!!!」
バルトの注意にそう返事を返し、波打ち際で波を追ったり、追いかけたりするヴィヴィオ。
「全く、何が楽しいんだか………」
「初めて泳ぐ海に興奮してるんですよ。でも流石ヴィヴィオちゃんだな………私が初めて海に行ったときは遠くの大きな波が怖くて中々近づけなかったんですけど………」
「………小さい頃の話を聞くとどうしてこう育ってしまったのかつくづく不思議だな………」
「どういう事でしょうか…………?」
「………おいヴィヴィオ!!いい加減帰ってこい!!遊ぶのは着替えてからだ!!」
「は〜い!!!」
「あっ、バルトさん!!逃げないでください!!!」
「………何やあの空間?」
「幸せそうだね………羨ましいな………」
そんな3人の様子を遠くから見ていたはやてとフェイト。
「完全に他のメンバーは蚊帳の外やな………昨日言った話聞いてたんかな………?」
「本当にするの………?」
「当たり前や。せやから上からもOKが出たんや。別に普通に遊んでればいいんやから気にしなきゃ良いんや」
「でも………」
昨日………
「ええ!?撮影が入る!?」
「そうや。流石に何も無しにバカンスなんて出来る訳ないやないか」
とうとうバカンスとなった前日。ロングアーチ含めて参加を希望していたメンバーを集めたはやて。
そして第一に放った言葉は、雑誌の特集で機動六課のメンバーの写真を雑誌の表紙にすると言った内容だった。
「でも何で私達もなんです?私達は別に表に出てないロングアーチですし………」
皆が動揺している中、アルトが手を上げて質問した。
「いや、さっきも言ったやないか。これは機動六課のメンバーの写真やって。ただ単になのはちゃんやフェイトちゃんだけやなしに、他の女性局員達も撮るって事や」
そんなはやての発言に皆が困ったようにざわざわと騒ぎ始めた。
「せやから前々から言ってたやろ?スターズ、ライトニング以外は自由参加やって。それにここは女性局員が多いんやからもしかしたら写らんかもしれへんで?」
それでもやはりあまり乗り気じゃないロングアーチの局員。因みに男性局員は特に反応は無い。
「まあ明日現
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