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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第45話 バカンス(前編)
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「「「「………」」」」
そんな俺達の感動を一瞬でぶっ壊した奴がいた。
「クアットロ、お前は寂しい奴だな………」
「余計なお世話よ!ほら説明するからこれを取りなさい」
そう言われクアットロが持っている箱に入っていた手のひらサイズの四角いパーツを受け取った。
「これが?」
「ドクターが開発したダイバージャケット。それを展開したバリアジャケットの腰に付けて」
クアットロの指示通り、パーツを腰につける。するとパーツからシャボン玉の中に入ったかのように広がっていき。その後萎み、全身シャボン玉のアーマーを着ているような恰好になった。
「名前変えたんだな」
「まあちょっとアーマーという程厚くならなかったから変更したわ」
「うわぁ〜!凄い!!」
「我らと同じように動くのだな」
夜美が空手家のように拳を前に突き出すとそれと同じ様にアーマーも動く。
「当たり前よ。それは泡じゃなくてれっきとした魔力で作ったジャケットなのよ。大雑把に言えばバリアジャケットを二重に着ていると思ってくれればいいわ」
「二重の層にしているって訳ですね」
「それと空気循環はダイバージャケットが自動でやるわ」
「了解です」
「それじゃあ私は日陰でのんびりデータを確認してるから。何かあったらその通信機で連絡しなさい」
そう言って説明を終えたクアットロはさっさと日陰へと向かって行った。
「暑いのが嫌なのだな」
「潮風が気持ち良いのに………」
「まあいいじゃないですか。さあ、ダイビングに行きましょう」
「そうだな。それじゃあ………行くぞ!!」
俺の掛け声とともに、俺達は同時に崖から飛び降りた………
「ど、どうエリオ?」
「う、うん似合ってるよルー」
互いに照れ合いながらそう答えるエリオとルー。
「良い雰囲気………」
「頑張れルーちゃん!」
そんな2人を岩陰で隠れながら見つめる2人の少女が居た。
キャロと真白である。
「そう言えばエローシュ君は?」
「一緒に写真撮るってカメラ持ってカメラマンの人達と一緒になって写真撮ってる」
「あれ?でもシグナム副隊長とか真っ先に止めると思うんだけど………」
「そう言えばさっきエローシュ、フェイトさんとシグナムさんに抑えつけられて顔だけ出る様な形で埋められてたけど………」
エリオの言葉にその光景を想像して苦笑いするキャロと真白。
「まあいつも通りだね」
「そうだね」
そんな会話をしながらライトニングも楽しく遊び始めたのだった………
「なのはお姉ちゃん〜!!見て〜ヒトデさ〜ん!!」
「き
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