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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第45話 バカンス(前編)
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地で点呼とるから嫌な人はゆっくり休んでな。それじゃあ解散!!」



















「ううっ〜まさか誰も来ないなんて………」

そう言って涙目で唸るアルト。

「ありがとうアルト………あなたが来なければロングアーチで女性は私だけになるところだったわ………」

結果的に女性のロングアーチで参加する事になったのはアルトとルキノだけとなった。
理由はそれぞれ色々とあるのだが、1番の理由がなのはやフェイト達と比べられたくないといった理由が多かった。


「あの2人にシグナムさんやシャマルさん………はやて隊長だってスタイル良いし………こんな事になるんだったらしっかりダイエットしておけば良かった………」
「今更言っても仕方がないわ。もうなるようになれよ」
「そうだね………はぁ………」

そう言って大きくため息を吐くアルト。

「………何であんなにブルーになってるんだ?」
「さあ?」

そんな事は知らずグリフィスとヴァイスは2人の様子を見て首をかしげていた。

「………」
「ティ〜ア!!」
「きゃ!?」

後ろから声を掛けられ驚いて後ろを見るティアナ。

「スバル!!何するのよ、びっくりするじゃない!!」
「えっ?でもいつものティアナだったら脅かす前に気が付くじゃん。………もしかしてヴァイスさんに夢中で気が付かなかった?」
「ば、バカ言わないでよ!!別に夢中になんか………」
「今日の為に水着も買ったもんね………」
「な、何でそれを!!」
「私もギン姉と一緒に買いに行ってたんだ。あまりにも真剣に選んでたから声をかけちゃ悪いと思って………」
「べ、べ、別に今日のためじゃないわよ!!水着は………そう!!サイズが小さい奴しかなかったから新しいのを買っただけ、そう!買っただけよ!!」
「本当に………?」
「本当よ!!」

顔を真っ赤にしながらそう叫ぶティアナ。

「何が本当だって?」
「えっ?」

その声に釣られてヴァイスとグリフィスがティアナ達の元へとやって来ていた。

「ん?何だティアナ、顔赤いな………熱でもあるのか?」

そう言ってヴァイスがティアナの額に手を当てた。

「だ、だ、だ、大丈夫よ!!全然平気!!」

しかし直ぐにその手を振り払い、距離を取った。

「そうか?今日も暑くなるみたいだから熱中症には気を付けろよ?」
「わ、分かってるわよ………」
「本当か?お前は無茶するから信用できないからな………」
「大丈夫です!!」
「そうか。まあ今日は楽しもうぜ。グリフィス、エローシュ達の所にでも行くか」
「分かった」

そう言って2人はエローシュ達の元へと向かった。

「………」
「んふふ………」

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