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鉄槌と清風
9部分:9:立場と弾丸
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る世界で事件を起こしたら、独自にもうごけるの」

 「ようするに、嘱託なら…俺以外の魔導師、たとえば、なのはが街を破壊した、とかしたら、魔法使ってとめても良いと?」

 「ちょっ、よしくん、わたしそんなことしないよ!」

 「たとえだ、地球でなのは以外魔道師しらないから」

 「まぁ、その場合も魔法使用は許可できるわ、後は次元犯罪者なんか逃げ込んで事件起こした時なんかも」

 「ふむ…所で、嘱託って年齢とかいいんですか、なのははなってるみたいだけど、俺も9歳だよ」

 その瞬間一瞬クロノからの視線が優しくなった気にするが無視。

 「えぇ…哀しいけど、管理局は慢性的な人手不足で、ある程度実力があれば、子供でも就労できるようになってるの」

 「なるほど」

 「とはいえ、此処は管理外世界だし、そうそう次元犯罪者がきたりはしないから、魔法を使わないなら、一般でも十分よ?」

 「……いえ、嘱託でおねがいします…魔法は使いたいですし、一応なのはも心配だし…なにかどじしそうで」

 「って、どじとかしないよ、酷いよよしくん」

 「そうだな、どじはしないが、無茶はするんだよな」

 「く、クロノくん、しーー!」

 「ほほう、無茶はしたのか、後でそこ等辺くわしく頼むな、クロノ」

 「あぁ、実例は知ったほうが良い」

 「ふぅ、判りましたじゃぁ、八坂良彦君…時空管理局嘱託魔導師として、登録します、此処にサインと、こっちに掌をおしつけてね」

 出てきたウィンドウに、渡されたペン?でサインし、大きな円の部分に掌を乗せる。

 「はい、これで完了よ…それで、他に質問とかあるかしら?」

 「あ、そうだ…これって、なんですか?」

 言われて取り出したのは、ゼピュロスが出てきた箱に入っていた、ケースで、開けると中には細長い筒が12本入っている。

 「これって…」

 リンディは一本を取り出し眺め

 「エイミィ、これ…あれかしら?」

 ウィンドウが現れ、人懐っこい笑みを浮かべたエイミィが映し出される。

 「そうですね、ベルカのカートリッジだと思いますけど…いま管理局にあるのとは、一寸規格がちがいますね、ゼピュロス用じゃないでしょうか?」

 「やっぱりそうよね…良彦君、ベルカ式カートリッジシステムの事は聞いたのよね?」

 「はい、でもこの間此処で魔法使った時は、ゼピュロスにカートリッジ無かったみたいで」

 「そう、これがゼピュロスのカートリッジよ、一応使い方の説明をさせるから、聞いていってね」

 「はい、ありがとうございます」

 「これが、カートリッジなんだー…なんか、テレビとかで出てくる拳銃の銃弾みたいだね」

 「そうだな、俺もあ
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