暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ア・ク・マ?・・・・来たりてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
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ルシルがたくあんだぁ!」

「この酔っぱらいが。それに私はたくあんじゃないっ。というか、お前が手にしているのは私の大事な“スットゥングの蜜酒”じゃないか! どおりで覚えのある香りだと思ったよ!」

「え〜。よっぱらっれなんていらいよぉ」

「呂律が回ってないだろうが! その上そんな顔を赤くして、説得力無いわ!」

ルシリオンが怒鳴り散らして、シャルロッテの持っていたボトルを奪い取る。

「や〜!」

「や〜、じゃない!」

シャルロッテがボトルを奪い返そうと足掻く中、ルシリオンは彼女の額に手を当てて動きを制する。それでも諦めないシャルロッテはニヤリと邪な笑みを浮かべる。

「ろっても気持いんらから・・・じゃまするらぁぁぁぁ!!」

――暴走シャルロッテvs抑止ルシリオン――

――Fight!!――

「上等だ! 力づくでも眠ら――」

ガスガスドカッグチャメキメキボキッゲシゲシドスドスボコボコメシッズドンズドンヒューンドガンゴスッゴスッザシュザシュメキャプチゴキグサ

一方的かつ圧倒的な暴力の渦がルシリオンを襲う。

「に、人間技じゃねぇな・・・」

ドガッドガッガスガスポッキンボグボグボグッドカッメキャドスッドスッゴキゴキズガン

「あははは! シャルすごーい! コンボ数が半端じゃな〜い!」

壁に追いつめられたルシリオンへとさらなる暴力が襲いかかる。

ドゴンドゴンズガンドカンボグッボグッドスッドスッグチャザシュメシッメキッガスガスッ

「ある種ハメに近い。つうか完全にハメられてんな。使った瞬間に友達失くしそうな容赦なさだ・・・!」

「悪魔だ・・・」

「わぁ♪ まるで魔王さまみたいですぅ♪」

「いやいや、あれはそんな生易しいもんやないな・・・」

「にゃはははは、ああいうのはぁ鬼神っていうんだよぉ・・・」

――シャルロッテは“酔いの鬼神”の称号を手に入れた――

キュピーンドガッドガッガスッドヒューーーン・・・・ドガン!

――Charlotte Win!!――

「どうら! わたしのつよさをおもひしっらか!」

ハイテンションで勝鬨を上げるシャルロッテ。それに反してルシルオンは動かない。それはまるで死人のようだ。

「きゃあああああ! セインテスト君!!」

「ルシル!? うわっ、どうしよう! 結構まずいよこれ!」

放送コードに引っかかるような勢いでボッコボコにされたルシリオンを見たシャマルが悲鳴を上げる。ユーノもシャマルに続いて倒れ伏しているルシリオンを見て混乱する。それほどまでにルシリオンの外見はまずかった。

「ひでぇ、まるでボロぞうきんだ・・・」

「いや、ボロぞうきんの方がまだマシだ・・・」


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