暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ア・ク・マ?・・・・来たりてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
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有の味があまりしないという物だったのだ。

「あー、アカン・・・。これはアカン・・・」

「リインもです〜・・・ヒック」

「はやて!? リイン!?」

「主はやて!」

「ちょっ、はやてちゃんもリインも顔が真っ赤よ!」

頭をフラフラさせながら呟くはやてとリインフォースU。そんな2人を見たヴィータやシャマル、ザフィーラが詰め寄る。なのはとフェイトも似たような感じだ。頭をフラフラさせながら、微笑を浮かべている。唯一の救いは、この場にヴィヴィオが居ないことだろう。ヴィヴィオはたくさん食べたことで眠くなり、すでになのはとフェイトの部屋に移されている。

「おーい、はやて。そろそろおわ――って何があった!?」

「うわっ、何があったのこれ!?」

「おい、なんだこの状況!?」

食器類の片付けなどを行っていたルシリオンや、手洗いに行っていたユーノとヴァイスが戻ってきた。そしてこの第一レクリエーションルームの状況を見て唖然とする。

「セインテスト! 実はフラ――のわっ?」

「ルシル〜♪」

ルシリオンに事のあらましを説明しようとしたシグナムがフェイトのタックルを受け吹っ飛び、妨害された。シグナムを半ば突き飛ばすようにして、ルシリオンの元へと走り寄ってきたフェイト。顔はほんのり赤く、紅い瞳も濡れている。

「どうしたフェイト? ん・・・酒臭い・・・?」

近くに来たフェイトから漂う微かな酒の匂いに、ルシリオンが戸惑う。

「べ、別に私はルシルの事なんて好きでも何でもないんだから!」

そうは言いつつもルシリオンの袖をしっかり掴むフェイト。絶対にフェイトが口にしないようなセリフを聞き、ルシリオンはハッキリと理解した。フェイトから香るルシリオンのみが知る、とある酒の匂い。それで理解した。フェイトは酒に酔っているのだと。

「シグナム」

「あ、ああ。ほとんどの者が酔っていると思う・・・」

「た、大変じゃないか! 早く酔い覚ましの水を・・・!」

ユーノが慌てて水を取りに行こうとすると・・・

「ユ、ー、ノ、君♪」

「え? な、なのは!? ちょっ・・!」

フェイトと同様に頬を赤くして瞳を潤ませているなのは。いつもと全然違う彼女を見て動揺するユーノへと彼女は笑顔で迫っていき・・・

「えい!」

「ぎゃああああああ!!」

ユーノに目潰しを繰り出した。両目を押さえてのたうち回るユーノ。

「あははははははは!」

そんな無様な姿をさらすユーノを見て笑い声を上げるなのは。ひとしきり笑ったなのはが未だにコップに残っている“スットゥングの蜜酒”を再び飲もうとするところを・・・

「だ、ダメだよ、なのは。それ以上は・・・」

「やぁだぁ〜、まだ飲むのぉ
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