暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ア・ク・マ?・・・・来たりてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
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ックピットと尾翼を付けただけのものだった。乗っているのはネクタイをつけたゴリラ?と帽子を被ったチンパンジー?だ。気の所為だと思い、目を擦りつつもう一度見る。だがどう見てもタルに類人猿が乗っていた。
「ゴリラ運搬の飛行機って、タルに翼を付けただけって・・・ウソだろ・・・」
信じられない光景を目にしたが、私はもう深く考えないようにして再度探索を開始した。探索の結果。ジャングルの中は至るところにバナナとタル、そして二足歩行の生物。
(一体なんなんだここは?)
すると近くから爆発音が聞こえたので何事かと思い、音のしたところへと向かった。そうしたらゴリラとチンパンジーがタルに入ったと思いきや、爆発音と共に何処かへと飛んでいった。
「す、すごい! どうなっているんだアレ!?」
今の状況を忘れ、私は好奇心の塊となってタルへと向かい、そして入る。
「うおおおおおおおおおお!!」
私は今、空を飛んでいる。仕組みはよく判らなかったが、これほどの面白い物をどうにかして手に入れたいものだと思い、さらに奥へと進んだ。そうして私は未だに手付かずのタルを発見、拝借した。するとどこぞから爆音と共に飛んで来たゴリラとチンパンジーが、私が拝借したタルのあった軌道を辿り、谷底へ落ちていった。
「・・・すまん」
どこからか判らないが、風船の割れるような音がした。何だったんだろうか。今度は暗い洞窟、鉱山跡と思われる場所を探索中。しばらくすると奥の方から明かりが来る。よく見ると、さっき谷底へと落ちていったはずのゴリラとチンパンジーがトロッコに乗って、こちらに向かって来ていた。私はそれから逃れる為に全力で走った。しかしもうダメだ。ここでは派手な魔術が制限されている以上、あれをやるしかない、と覚悟を決める。
「こうなれば・・・犯罪だが仕方ない」
私はレール上に石を設置。モニターの前に居るみんな、真似はいかんぞ。トロッコはその石に乗り上げ、明後日の方向へと吹っ飛び、暗い谷底へと再度落ちていった。吹っ飛んだ瞬間、ゴリラとチンパンジーがウッキウッキと叫んでいたが生憎と私はゴリラ語が解らないので、あえて無視した。するとまたどこからか風船の割れた音がした。
洞窟を出ると、そこには王冠を被ったデカイ二足歩行のワニ?と、それが付き従えている妙な生物の軍勢が立ちはだかった。ワニが何か言っている様だが、生憎と私はワニ語が解らないので、力ずくでお引取り願った。正直そこから先は覚えていない。
・―・―・回想終了だっ・―・―・
「――これは、タルバズーカだ」
あのとき拝借した物を改造したタルバズーカ。弾丸は何でもオーケーと言うのがこれの強みだ。
「そんなんでアイツを止められんのかよ?」
「まあ見ていろ」
照準をシャルにセ
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