第百五十三話 雲霞の如くその八
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
あの者達がいたのですな」
「四国でもじゃ」
元親が収めたそこでもだというのだ。
「おったというからな」
「はい、それを考えますと」
そうとしか考えられないのだった、、彼等もまた一向宗だと。
このことからだ、信長はこう考えたのだった。
「一向宗の者達でも別の者達か」
「そうではないかと」
「有り得るな、しかしじゃ」
「影の者達にしては数が多過ぎる」
それはあまりにもだというのだ。
「異様にな」
「確かに、今も何万とおりますし」
「多いにも程があります」
それはあまりにもというのだ、このことは織田家の者達が皆今最も不思議に思っていることだ。彼等だけでなく。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ