暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
4th Episode:
〜A・RI・GA・TO〜
これからの時間を大切に
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。そう言えばセレスは元気かなぁ。こっちに戻ってきてからというもの逢ってないや。
「なんや気になる話をしとるなぁ」
「「はやて」」「主はやて」
近くの部屋の扉が開いて、そこから出て来たのははやてだ。その姿はシグナムと同じ制服姿。こんな朝からもう仕事を始めちゃってんのかなぁ・・・?
「さっきの出てくっていうんはホンマなんか?・・・って!」
両手を腰に当てたはやてがジト目で私を見て、次にルシルを見て絶句。ルシルのそれを見て一瞬で理解したみたいだ。それが私の仕業だって。
「えっとぉ・・・あ、レクリエーションルームに行くんやろ?」
私たちが返事をする前にはやては「私も行くな〜」そう言って前を歩きだした。私たちは顔を見合してそれに続く。少し歩いて、第3レクリエーションルームに入り、近くのイスに座る。人は居ない。ここに居るのは私たちの4人だけだ。ルシルとシグナムは水を取りに行った。起きたばかりで喉が渇いているからね。
「で、さっきの続きやけど・・・」
水の入ったコップをそれぞれの前に置いて、ルシルとシグナムもイスに座る。シグナムの話は後になりそうだ。シグナムもそれでいいのか黙っている。
「ああ。ペッカートゥムを全員斃した以上、私たちの協力関係も終わってしまった。それなら局員でもなく隊員でもない私とシャルがここに留まるわけにもいかないからな」
ルシルの話を聞いたはやてとシグナムが私を見てくる。まだレヴィヤタンのことは話していないのか?という視線で。首を縦に振って私は応えた。ルシルは水を飲んでいた所為で気付いていないみたい。
「でもそうすぐに住める家なんて見つからんよ? それまではどうするん? 海鳴市の家に戻るんか? フェイトちゃんの話やとミッドに残るって話やけど・・・?」
はやてからの立て続けに繰り出される質問の嵐。ルシルは若干引きながらも笑みを浮かべて答えようと口を開く。
(ルシルってフェイトにそんなことを言ってたんだ・・・)
「見つかるまではどこか安いホテルでも借りるよ。な、シャル?」
でもミッドに残る発言には感情云々はないんだろうな〜、きっと。どうせミッドがこの次元世界の主軸だからなんだとかの理由だと思う。
「・・・う、うん。そうだね」
突然話を振られたから少し詰まったけど、そう答える。本当はもう少し居たいけど、やっぱり局員じゃないんなら留まるのはやめた方がいい。それに、これ以上留まると、もう離れられなくなっちゃうよ、みんなの元から。
「それはもう決定、っていうか確定なんか・・・?」
水を喉に流し込んでからはやてがそう訊いてくる。なんだろう。はやての様子が少し・・・変?
「確定ってわけじゃ・・・」
「ないよね・・・」
ルシルと顔を見
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