暁 〜小説投稿サイト〜
SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
終章 Ever After
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がらだ。
りょう「今この時を持って、一応このパーティーは解散って事にする。つまり、俺達の鬼退治は終わりだ。以降は各自自由に療養するなり、都に戻るなり、浜辺で亀の大群に追い回されたりしてくれ。まー、縁があればまた会うこともあるだろ、とりあえず、急な誘いに乗ってくれたお前らに、感謝する」
言いながら頭を下げたりょうに、各々が反応を示した。
りくや「どういたしまして。それにしても亀の大群って……まぁでも、もう解散かぁ……」
りん「いい暇潰しになった。歯ごたえのある敵と戦えたしな。……まあ、感謝は素直に受け取っておこう」
まさき「別に構わん。どうせ都に残っていたとしても、面倒な仕事を押し付けられただけだろうからな」
それぞれ謙遜したような人を食ったような言い方をするが、これでも彼らなりに「気にするな」や「良かった」、「なかなか惜しい」等の意思表示であるのは、ここまで付き合えば分かる事だ。
りょう「うっし……と言う訳でまぁ……解散!!」
こうして、短くも、濃い内容となった、鬼ヶ島攻略作戦が、終わりを告げた。
エピローグ
[りょう]
りょう「んなかおすんなって。爺さん達に報告して、すぐ戻ってくっからよ」
さち「う、うん……っ!」
困ったように笑いながら、りょうはさちに言いました。
元々、今回のことはおじいさんの依頼だったため、りょうはこれから、おじいさんとおばあさんに、結果を報告して、この島に住むことを報告しに行くことにしたのです。
りょう「んじゃま、行ってくる。2日もすりゃ戻るから、あ、なんか買い物あるか?」
さち「え?あ、それじゃあ……」
そんな事を言って、りょうは船で沖へと出て行きます。次に島に戻る時は、新しい生活が始まる。そう考えると、何となしに、船をこぐ力も強くなるのでした。
エピローグ[りん]
りん「いや、だから俺はもう大丈夫だって言ってるだろ?」
しの「でも……まだ傷が癒えてないんだよ?」
心配そうな表情で俺の胸元に縋り付き、涙を溜めた上目遣いで見つめてくるしの
そんな様子を見てため息をつきながら、俺は頭をかいた
りん「しのが心配するほど柔じゃない。それにそろそろ動かないと贖罪ができないじゃないか」
しの「その時は……私の側に一生居てくれるならチャラにしてあげる」
頬を赤くして拗ねたように視線を逸らすしのを見ながら再びため息をついた
りん「了解。ならさっさと傷を治せよ、しの。身体が鈍る」
しの「それって……」
驚いたようにこちらを見るしのの口を口で塞ぐ
りん「俺じゃ不満か?」
しの「……ううん……。嬉しいよ、りん。……私の、旦那様……」
顔をさらに赤くしながらも、嬉しそうに微笑むしのの頭を撫でて、俺は軽く笑みを浮かべた
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