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鉄槌と清風
8部分:8:爆撃機来襲
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 「そうなんか、変な事聞いてごめんな…あ、ザフィーラ退いてあげてんか」

 「………あっぢぃ」

 「あぁ、気にして無いから、そっちも気にしないでくれ…ほら、これでよければ飲んどけ」

 スポーツドリンク差出…

 「ぅー、あんがとな………ぷぁ、ってぬるいな、これ」

 「冷たすぎると体に良くないんだよ、そういうのは」

 「そんなもんか?」

 「そんなもんだ」

 「ほな明日また、此処に迎えにくるから、同じくらいの時間でええかな?」

 「あぁ、この時間なら此処にいるとおもうから、おっけーだ」

 「ふぅ、ほらこれ返すよ、良彦」

 「いや、全部飲んでから返されてもな、捨てとけよ、キャップと本体はばらしてな」

 「ちっ、めんどくせーなー」

 「ヴィータ、折角間接ちゅーなんやから、もっと喜ぶもんやで?」

 時間差で、爆弾の第二弾が、着弾。

 「か、かんせつ…って、これ飲みかけかっ!」

 「一本しか、持ってきてなかったからな、というか目の前で飲んでたし…てか、はやてお前気付いてていわなかったろ」

 「か、かんせつ……てめぇ、よしひこー!」

 「ちょ、待て、命の恩人になにしてくれるんだっ」

 げしげしっと脛蹴りの連射。

 「あはは、ヴィータがそない楽しそうなんは、良い事やな」

 「笑ってねーでとめろよっ…てか、ヴィータもいい加減にしろ、いてぇっての」

 「うっせ、しねっ、ちきしょー!」

 顔を真っ赤にして、ペットボトルをもったまま、突然駆け出してしまう。

 「て、おい、蹴り逃げかよっ!」

 「まぁまぁ、良彦君、あとで”ちゃんと”言い聞かせとくから」

 「その、ちゃんと、が信用できそうに無いんだが?」

 「大丈夫や、任せとき…ほな、又明日な」

 「ああ…又な…って、良ければ押していこうか?」

 「あぁ、大丈夫やよ、一寸いったら、ヴィータも待ってるやろうし」

 「ん、そうか…んじゃ、又あした」

 「うん、ほななー」

 爆撃機(はやて)は、車椅子を自分で動かして差って行く。

 「…疲れた」

 どっときた疲れと、脛の痛さに、ゆっくりと木の根本に腰を掛ける…今日あった事を思い出し、苦笑しながら。




 「(…すっかり忘れられていた気がするな)」

 ヴィータとはやての後をゆっくりと追いかける、大型犬(ザフィーラ)はちょっとさびしそうだった。
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今回ははやて登場、そして爆弾投下していきました。

次回は、管理局関係の話をしようかと思います、嘱託関係とか。

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