闘争し満身創痍する人々
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効果が見られないため紅は車外に乗り出していたからだを引っ込めると扉を閉めた。
バタン
10分ほど車を走らせ違う入り口に着いたそこには奴は居ないようなので安心したからみんなの緊張の糸が緩んだような顔になった。
「逃げ切れたのか?」
「分からん取りあえず助かったんだろう」
紅は束の間の休息を取ったかと思うとすぐ考え始めた。
「仁は俺と来い空にぃは雑魚共を引き寄せといて繰れれば良い!」
「おい どうやって引きつけるんだ!」
「決まってるだろ音だよ」
「あぁそういうことか!了解した」
「僕はどうすれば良いんだ!笹氣!」
紅はその声にビクリッと反応した。
「勇太朗か! 勇太朗は俺達と来い!」
「分かった」
ホントは空にぃと言ってもらうつもりだったがこっちに着いて来て貰うか!
「良し行動開始!」
ドンドンドン
扉を閉めて陣形を紅のゆわれたとうりにする皆はまるで軍人の小隊のようだった。
紅達は見事にお互いをカバーできる陣形を整えてモールの中に入っていった。
「流石だもうほとんどいない爆音車両が有ってホントに助かったぜ!」
「笹氣コレからどうするんだ?」
「笹氣は二人いるから紅で良いぜ!」
「おう!」
「コレから食料と生きてる人間とバイオBB弾を取りに行く取りあえず食料は後だ鞄を探そう要る物を入れる物が必要だ」
(誰か〜居ませんか〜)
遠くから女の人の声が聞こえて来たその声はどこか聞き覚えのある声だったがそんな事を気にする余裕は無い
!
「おい聞こえたか」
「聞こえた!」
その小さく弱い声に紅と仁は気づくと、
「行くぞ!」
と言う紅の掛け声と共に、
俺達は走り出した!
『ギャー』
その鈍く響く悲鳴は紅達を本気で走らせた。
「急ぐぞ!」
早くしないと助けられない!
俺達は焦った
「いた!こっちだ早く来い!」
「はっはい」
「仁右に展開!勇太郎撃て!」
「「了解」」
パッパッパッパッパッパッ
バス バス
紅が5体倒した後に仁は連射した割に2体しか倒しておらずなおかつスナイパーの勇太朗と倒した数が同じという事態だみんなの戦闘力が低いと理解していた紅だが流石に呆れていた。
!
紅が驚いて聞く!
「出雲か!」
「笹氣!」
「出雲何でこんなトコに居たんだ!って雑談してる場合じゃないか!」
「後退しろ!」
出雲は恐々と紅の後ろに隠れるようにした。
陽動も中央部には聞こえていないようだった!
パンパン
「一度どこかに隠れるぞ!」
「了解!」
辺りを見渡し近くの開いている店を探す紅。
「この店にしよう」
「入れ!」
紅達は近くの小さな店に入って行った。
「了解!」
俺達は変異生命体に追われそのまま店に隠れる事にした。
「オールクリア!」
と言う仁の声に全員の気が緩む
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