第八話
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三人の女がいた。
一人は銀髪ボブに赤目の美女。身長は大体シオンと同じ一七〇センチほどで褐色の肌をしている。切れ長の瞳は知的な感じを漂わせクールな印象を持つ。
プレートアーマーを着込んでいるが剣などは装備していない。前衛なのは間違いないだろう。
鎧の上からでは分かりにくいが、きっと豊満なオパーイをしているに違いない。そうであってほしい。
もう一人の美女は黄金色をしたストレートの髪を背中まで伸ばし、両サイドをリボンで括っている。身長は一六〇センチほどで群青色の瞳は強い意志の光を宿し、勝気な印象がある。
この世界には珍しい白いロングコートを身につけ、腰には一振りの長剣が下がっていた。
彼女はなかなか豊かなオパーイをしている。見たところC……否、Dはあるな! あ、ごめんなさい、ナイフで頬をぐりぐりしないでくださいシオンさん……。
最後の一人、この中で唯一の美少女は栗色の髪をポニーテールにしている。同じく栗色の目はパッチリとしていて愛嬌がある。動物的可愛さと言えば分かるだろうか。
魔術師が好んで着るような深緑のローブを着込んでいる。この中では一番小柄な彼女は一五〇弱ほどの身長だ。身の丈以上の杖を持っている姿からは子供が魔術師の真似をしているようにも見える。
コース分岐地点に到達したようだ。彼女たちはどのコースに行くのかな。
「ほほぅ……美少女が一人に美女が二人かぁ。なかなかカワユイじゃないか」
とくに美女二人。肉欲をそそる良い身体つきをしてる。豊満なおっぱいが美味しそうです! うへへへ……。
美少女の方のおっぱいはあまり自己主張をしていないけど、顔が結構好みだね。
ああ、早く捕らえてイジメて躾けて、いい声で啼かせたいなぁ。
「うぅぅ……辛抱たまらんなぁ!」
早くも俺のジュニアは臨戦態勢だぜ!
至近距離から送ってくるメイドさんのジト目を意識の彼方に追いやりつつ、この娘たちをどう料理するかに没頭する。……これはまた後で絞られるな。
脳内で冒険者たちをアンアン啼かせながらスパッキングをしていた俺は意識を現実に戻しつつ、まずは彼女たちを確保することだと気を持ち直した。
「さてさて、彼女たちはどのコースに行くのかな?」
どのコースを行くのか決めたのか、彼女たちが足を踏み入れたのは――。
「……ほう、初級にしたのか」
以外や以外。彼女たちのレベルなら中級、ないしは上級を選ぶかと思ったが、初級コースを選んだようだ。
今時の若者は少しでも力を得るとすぐに自信を持ち自滅する奴が多いからな。さっきなんて「ヒャア! 俺は最強なんだー!」と
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