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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
破壊の歯車
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!」

ナツさんが怒鳴って言う。

「・・・ん?」

「どうかしたの、コブラ?」

「聞える・・・この時計を破壊しようとしているモノの音が・・・・・・!」

「何・・・?」

「奴が持っている!」

コブラは俺の方を見て来た。

「まさか・・・」

俺はリュックからある物を取り出した。

「コージ・・・それって・・・」

「お兄ちゃんが見つけた、歯車・・・?」

そう、さっきからカタカタと音が鳴っている歯車だった。







































「破壊の歯車・・・!!!」

「!?」

ミッドナイトは、あの歯車を見てそう言った。

「何だと・・・!」

「マズイですねぇ〜!!!」

「(これがマズイ・・・!?)」

新生六魔将軍(オラシオンセイス)達はこの歯車について何かを知っている様だ。

「コブラ!レーサー!!グリムリーパー!!!」

ミッドナイトは3人の名前を言う。そして・・・





































「歯車を破壊せよ!!!」

「何!?」

ミッドナイトの言葉に俺は驚く。

「ああ。」

「任せろ。」

「了解。」

3人は俺の方へ来ようとしていた。

「コージの所へ来る!迎え撃つぞ!!!」

「「っしゃぁー!!」」

「邪魔だ。」


シュン!ドン、ガン!!!


「「「ぐわぁ!!」」」

「ナツ!!」

「グレイさん!!エルザさん!!」

「何だ今の!?コージ並に速いよ!!!」

ルーシィさんとウェンディはナツさん達の名前を言い、
ハッピーは攻撃してきた奴の速さを見て驚く。
さらに奴は近くにいたジュビアさんとリオンさんもつぶした!

「くそ!!!」

俺は高速で移動し、奴に向かって行った。


シュン!!


「おっと!!」

俺は奴の攻撃をかわした。

「速い・・・・・・許せぬ・・・・・・。」

「何・・・?」

「俺より速い奴は許さん!!!」

「何の!!」

俺と奴のスピード勝負が始まる!


「何だ今の!?」

「まるで別人だな、スピードもパワーも。スロウの魔法は?」

「使われた感じはねえなぁ。」

「まるで獣だ・・・獲物を狙う野獣だ!」

エルザとグレイはレーサーを見て、そう言った。

「どういう事なの?」

ミントが2人に尋ねた。

「アイツの魔法は一定範囲内
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