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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第六章 終局
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さち「なら尚更えみちゃんは頑張らないと。諦めるなんてえみちゃんらしくないし、それにきっとえみちゃんは諦めきれないと思うな」
笑いながら、さちは言いました。しかしその笑顔を見ても、三人の心は全く晴れず、逆に曇るばかりです。
ゆか「…姉さんは諦めるの?」
えみ「それは……そうだけど……。でも、だからってお姉ちゃんが諦めなきゃならないなんておかしいよ!」
さち「私は、みんながこの世界のどこかで、笑顔で幸せで居てくれるなら、それで十分幸せだよ。少なくとも……昨日までよりずっと」
はにかむような可愛らしい笑顔で、さちは言いました。
────
鳩麦「ウチのさちはこう笑うのですw」
涙カノ・蕾姫・レオニス「「「(ピクッ)」」」
────
ゆ「そんなのダメよ!」
突然、ゆかが叫びました。
さ「わぁ!?」
驚いたさちにたたみかけるようにしのが言います。
しの「なんでそんな自己犠牲をするの?私の幸せの中には姉さんの幸せも入ってるんだよ?」
さち「そ、そんな犠牲になるなんてつもりじゃないよ。それに私は……本当にみんなが幸せなら、それで幸せなんだよ……」
困ったように言うさちですが、ゆかとえみもまた、納得がいかないようです。
ゆか「私たち姉妹でしょ?一番上だからって全部抱え込まないで…姉さんも幸せじゃないと、私は幸せじゃないわ」
え「それは皆おんなじだよ。でも、それ以上に幸せに……好きな人と一緒になりたいから、今こうして悩んでるんでしょ? それなのに、今の幸せだけでいいなんて、そんなのたださちお姉ちゃんが我慢してるだけじゃない」
し「姉さんに我慢させて、私たちだけ幸せに生活するなんて……そんなの、できるわけない」
さ「我慢なんて……そんなこと……」
さちが俯きながらその続きをさちが言おうとした時でした。
?「はぁ……別に良いがなぁ……そのまま話し込んでも永久に答え出ねーと思うぞ?なぁ、りん」
りん「そうだな。先に謝っておくが、立ち聞きしていてすまなかった」
ふすまの向こうから、不意に声がします。
慌ててしのがふすまを開けると、其処に縁側に座るりょうと、苦笑したりんが立っていました。
しの「りん!?えっとりょうさんも……」
さち「り、りんさん、りょうさん……!?ど、どうして……」
りょう「あんだけデカい声ではなしてりゃ、屋敷の反対に居たって気が付くぞ」
呆れたように言うりょうに、さちの顔がみるみる真っ赤に染まって行きます。
さ「うぅ……」
りん「とても聞き流せないような言葉が聞こえてな。入ってきたってわけだ」
りんが付けくわえ居るように言って言葉を区切ると、不意にえみが慌てた様子で言いました。
えみ「あ、え、えと、その……ま、まさき君は……?」
りょう「寝て
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