一部
第6話
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俺は病院を出た後、家に戻る前に、晩飯を買いにスーパーを目指していた
明日からはあの子と暮らすのか、ホントにいいのか?
翼の精神面を考えると誰か側にいるべきなんだろうけど、本当に俺でいいのかな?
「ちょっとそこの第二位、止まってくれるかしら」
そんなことを考えながら、歩いていると後ろから声をかけられた
「どちら様ですか〜? げっ、お前らかよ」
そういいながら振り向いた先にいたのは、学園都市の暗部、その最深部にいる組織アイテムの皆さんだった
「いったい何の用だ? 俺はこれから晩飯を買いに行くんだ、早くしないと店が閉まっちしまう」
もうすぐ午後10時、学生の街である学園都市の店は基本的に早い時間に閉店してしまうのだ
俺はリーダーの麦野にめんどくさそうに話しかけた
「そんな邪険にしないでよ。 少し話があるだけ」
「また、暗部がらみの話か?」
「あんたの所属する組織、プロセスと一時的に同盟を組みたいのよ」
「同盟だと? いったいどことやり合うつもりだ?」
同盟と言う言葉に不信感を持ちざるをえない
「今回はドンパチやろうって訳じゃないわ。 アイテムにでかい仕事が2つもきたの。 片方をあんたと絹旗でやってほしいのよ」
「何で俺なんだよ?」
なんだ、てっきりメルヘンとやり合うのかと思ったのにな
「あんたに頼めば確実性があるからよ。 もちろん報酬ははずむわ」
「仕事の内容によるな。 めんどいくさいのはゴメンだからな」
「じゃあ、絹旗説明は任せるわ。 私たちはもうひとつの仕事に戻るわ。 断られたら連絡して」
そう言って麦野たちは去っていった
「それじゃあ、絹旗説明を頼む。 ただ、スーパーに向かいながらでいいか?」
「別に超問題ないです。 それじゃあ、超行きましょう」
こうして俺たちはスーパーに向かい出した
「それで仕事の内容は?」
「超シンプルな内容です。 学園都市の技術を外に持ち出そうという組織の抹殺です。」
たとえ学園都市の持ち出せても外の技術では再現不可能らしいが、もしものことがあってはならない
だから俺達暗部がいる
「そんなのお前一人でこなせるだろ? 俺必要か?」
「その組織50人くらい戦闘員が超いるらしいんですよ。 その人数は私一人だと超危ういんですよ」
確かに絹旗の能力『窒素装甲』はマシンガンくらいは防げるだろうが、基本的には物理攻撃しかない
50人もの物量で押されれば、流石にもたないだろう
「その程度の仕事ならやってやるよ。 それでいつやるんだ?」
「超三日後です。 その日に奴らが超全員集まるそうなので、そこを超一網打尽にしろとのことです」
話している内にス
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