間話 アリス・シュタイン・イングランド 後編
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に甘えていました。
ビックリです。
私も負けずにキラに甘えました。
困っているキラを見て魔人2人はニヤニヤしてました。
食事も終え屋敷に戻って見ると馬車と荷馬車が数台並んでいました。
聞いてみるとクリステーナお姉さまの屋敷に引っ越す、エルシードお姉さまとセイラお姉さまの荷物を運び出しているみたいです。
学園都市に来て一度もお会いできないお姉さまたち。
お会いできることを楽しみにしていたのですが。
「お姉さまたちはやっぱり、アリスと一緒にいるのが嫌なのかな」
やはり呪われた私と一緒にいるのは嫌だったんですね。
キラは私の頭を撫でながら。
「ちょっと、散歩に行ってくるから、イフリートと仲良く留守番しとくんだぞ」
「え、キラもどこか行っちゃうの」
私はギュッとキラの服の裾を握る。
「すぐに帰ってくるから、少しだけ待っててくれ」
「……うん」
キラはどこに行くんだろう?
「お土産に可愛らしいヌイグルミでも買ってくるから、いい子でいるんだぞ」
「うん」
私を安心させるようにもう一度頭をなでてくれました。
キラは笑顔でしたが目は笑っていませんでした。
キラを見送り、イフリートと一緒に屋敷に戻りました。
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