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とある英雄の学園生活
間話 アリス・シュタイン・イングランド 後編
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ダーさんで
 もう1人はドイツ帝国第1王子のイオリ皇子でした。 

 「君はもしかしてアリスか?」

 私は無言で頷きました。
 私を知っているんだこの人。

 「そうか、アリスなのか!大きくなったな」

 イオリ皇子は私の頭に手を伸ばしてきました。
 私は怖くてキラの腕にしがみつきました。

 「……」

 「アリス、オレだよ、覚えてないか?」

 イオリ皇子は自分で自分を人差し指で指し私ににアピールしていますが
 私は全然覚えていないので首を横に振りました。

 「ほら、アリスが小さい頃一緒に遊んだイオリだよ」  
 「知らないです」

 私の一言に、イオリ皇子はよろよろとふらつきテーブルに手をついて体を支えました。

 「イオリ様、姫が1歳か2歳の時に1度か2度しか会っていない方を覚えているはちょっと無理があるのでわ」
 セシリアは苦笑いしながらイオリ皇子に語る。
 ええと、
 ……やはりイオリ皇子のことは覚えていません。
 「そんなことはない!俺は覚えているんだ」
 
 すみません本当に私は覚えていないんです。
 自分を思い出してもらおうと必死でアピールするイオリ皇子。
 いろいろお話をしてくれますがやはり覚えていないので首を横に振るしかありません。
 イオリ皇子本当にごめんなさい。
 イオリ皇子はキラたちと少し会話をしたあと
 
 「アリス、今度一緒に食事でもしよう」
 私にに優しい言葉をかけ、イオリ皇子達はそのまま店から出て行かれました。
 そのあと学園都市を見回ったあと屋敷に向かう途中、私はいつの間にか眠っていました。

 翌日セシリアはイングランドに帰って行きました。
 セシリアと離れるのはさみしいですがキラはまた近いうちに会えるからと言って慰めてくれました。

 それから3日後入学式が行われるので武道館に向かいました。
 入学式が始まって30分後ぐらいに理事長兼市長のネイ様壇上にでてきました。
 すごく美人な方でした。
 こんな美人がキラの家族だなんてスゴイです。

 入学式も終わり、武道館の外でキラと話をしている時に、3人のダークエルフに囲まれました。
 ダークエルフに連れられてもう武道館の中に入りました。
 1人の女性が待っていました。
 最初は誰かわかりませんでしたが、
 いきなりキラを殴りました。
 女性を見るとネイ様でした。
 そしてキラとネイ様のケンカが始まりました。
 ケンカと言ってもネイ様が一方的に攻撃しているだけですが。
 キラは必死にネイ様に語りかけ最後は土下座をしてゆるしてもらえたみたいです。

 ケンカの後ネイ様と一緒に食事に行きました。
 入学式でかっこよかったネイ様は今はなんだか子供みたいにキラ
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