間話 アリス・シュタイン・イングランド 後編
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の1人は私の知っている人でした。
「アリス姫の護衛騎士をさせていただきます、綺羅・一条です」
綺羅さんだった。
綺羅さんが私の護衛騎士になってくれたのです。
あれ?でもキラ・イチジョウて聞いたことある名前……
あああああ! キラ・イチジョウて、お父様と一緒にヒミコを倒した英雄キラ・イチジョウと同じ名前です。
「お父様、キラ・イチジョウ様はもしかして」
「うむ、余と一緒にヒミコを倒した英雄キラ・イチジョウ殿だ」
ビックリです。私を助けてくれた人が英雄キラだなんて。
そして私の護衛騎士にもなってくれるなんて。
でも……
「綺羅さん、私は呪われた姫と言わ……」
「そんなの関係ない。子供がそんなことを気にするな」
笑顔で私の頭を撫でてくれます。
綺羅さんに頭を撫でられるのは気持ちがいいです。
「あとメイドも一応この2人になってもらう予定なのだが……」
お父様はなんだか言いにくそうに綺羅さんの両脇の美しい人を紹介されました。
「イフリートよ」
「シヴァです」
イフリート! シヴァって……
炎の魔人と氷の魔人が私のメイド
魔人の2人にメイドなどできるのか心配ですが、これから1ヶ月ほどセシリアの実家でメイド修行をするみたいです。
なので正式にメイドになるのは、私が学園都市に行ってからみたいです。
そしてこの1ヶ月間はいろいろあって楽しかったです。
セシリアは、私が学園都市に行くまで護衛をしてくれました。
キラはなにか行事などで忙しかったみたいですが、時間を作っては、私と遊んでくれたり、内緒で街に買い物に連れて行ってくれたりしてくれました。
綺羅さんがキラと呼び捨てでいいと言ってくれたのでじゃあ私もアリスと呼び捨てでお願いと言ったら
まぁいいか、よろしくなアリスと言ってくれました
そして炎の魔人であるイフリートがメイド修行を抜け出しては私のところが隠れやすいと言って私にお話をしてくれたり、初歩の炎の魔術を教えてくれたりしてくれました。
そのことを知った氷の魔人のシヴァがイフリートがいない時間に私の部屋に来て初歩の氷の魔術を教えてくれることになりました。
よくわからないけど、2人の魔人はキラと一緒でとてもイイ人です。
1ヶ月が過ぎ船で学園都市に向かう船旅も楽しかったのですがセシリアとセシリアの部下2人は船酔いで苦しんでいました。
学園都市はすごく賑やかでした。
途中でレストランによりお子様ランチを食べたのですがすごく美味しかったです。
食べ終わった時に怖そうな人が私たちに近づいてきました。
どうやらドイツの方でセシリアの知り合いのようでした。
1人はドイツ軍人のシュナイ
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