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鉄槌と清風
76部分:74:休日の一幕
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ま、ベンチで雑談を繰り返す。
 どのくらい時間が掛かったか、声が掛かりそちらを見れば。
 ヴィータと、恐らく買ったばかりなのか、水色のワンピースに、青と白の縞模様の靴下のセプトが来ていた。

 「二人とも、何話ししてんだ?」

 「っと、お帰り…セプト似合ってるな、可愛いぞ」

 「む…そうか、ヴィータが選んでくれたのだが」

 「俺も似合ってると思うぞ」

 良彦、ザフィーラが褒めると、セプトは嬉しそうにくるっと周り微笑む。

 「他にも何着か買っといたからな、暫くは大丈夫だろ」

 「そうか、んじゃ帰りにおやつでも買ってくか、地下で食材も買いたいし」

 「うむ、心得た、我は生クリームが入ったクレープで頼む」

 「あたしは、アイス入りのな」

 「…たこ焼きがあればいいのだが」

 「まぁ、適当にみてこうや、行くぞ」

 そういって、歩き出す4人。
 その後それぞれのデザートを買い、食材も買ってマンションへと戻り、ゆっくりとすごした。
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まったりとした時間編です。

次回は、子供が生まれる頃の話しにする予定です。

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