暁 〜小説投稿サイト〜
鉄槌と清風
76部分:74:休日の一幕
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ている、良彦の身長でも無理なく使えるようにサイズが小さめだ、これは他の場所でも高さが関係する所は全部そうなっている。
 サイズの合ったキッチンで、手早く馴れた感じで、調理をすまし、テーブルに料理を並べて行く。

 「できたぞ、ザフィーラも人形態で頼む」

 「あぁ、判った」

 ザフィーラも人形態になり、椅子に付く。
 4人揃って手を合わせ。

 「「「「いただきます」」」」

 食前の挨拶、そのまま、食事を進めながら、今日の予定の確認だ。

 「一応今日休みだけど、しときたい事なんかあるか?」

 「ん、そうだな、体動かすのにも、買い物とかどうだ?」

 「何か欲しいもんあるのか?」

 「セプトの服も、あたしの貸してるばかりじゃなくて、ちゃんと揃えたいしな、どうだ?」

 その言葉に、軽く頷き、セプトにも視線を送れば。

 「それは、ありがたいが、金子は大丈夫か?」

 「共働き、しかも隊長クラスやってた人間舐めんな、六課時代の給料はほぼ残ってんだ」

 「ならば、言葉に甘えよう」

 「ふむ…ならば、このままで付いていった方が良いか?」

 ザフィーラがそう聞いてくる。

 「だな、狼形態は、服屋はいれねーだろ」

 「俺もそう思うな、そのままで頼む」

 「判った」

 そのまま食事を終え、オレンジジュースを皆でゆっくりしながら飲み、食休み。



 昼食も食べて、午後一でクラナガンのデパートへ。
 車ははやての家のを借りた、流石にザフィーラ込みでミニクーパーは狭すぎるからだ。

 「さて、セプトの服か、基本ヴィータに任せて良いか?」

 「おう、良彦じゃ、わかんねーだろうしな、いくぞセプト」

 「うむ、よろしく頼む」

 ヴィータとセプトは、女性というか、女の子の服飾売り場へ歩いていく。
 良彦とザフィーラは、近くにある休憩スペースで待機だ。

 「ザフィーラ何か飲むか?」

 「そうだな、良彦と同じもので構わん」

 「了解」

 近くにあった自販機で、結局水を買って戻ってくる。

 「ほいよ」

 「ん、ありがとう」

 二人水を飲みながら、ベンチに腰掛。

 「何時もすまねーな、付き合ってもらって」

 「何をいう、我らはもう家族だぞ、家族に多少迷惑を掛けても気にするな」

 そういってくるザフィーラと、笑い合い、拳を打ち合わせる。

 「しかし、どのくらい掛かると思う、俺は最低30分くらいだと思うんだが」

 「一応1時間は覚悟しておけ、主が一人それくらいは掛けていた」

 「…そっか、まぁ、気晴らしになるならそれも良いか」

 「そのくらいに思うのが丁度良い」

 そのま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ