暁 〜小説投稿サイト〜
いつか必ず、かめはめ波を撃つことを夢見て
第04話 失敗!見つからないドラゴンボール
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

 ナシゴは、頼みの綱である占いババに土下座してたのみこむ。普通の地球人であるナシゴにとって、長くても100年ちょっとぐらいしか生きられないだろう。だが、かめはめ波を撃つためには、亀仙人の長い寿命を考慮すると100年では足りないのだとナシゴは考える。前世の80年プラス、今世の10年もの月日を掛けても、なんの手がかりすら掴めていないナシゴにとって、とにかく長い期間を修行するしか方法は思いつかなかった。そんなナシゴにとって、時間はほんとうに貴重であった。

 土下座になって動かないナシゴに、根負けした占いババ。
「……わかったわ、本当にしつっこい。世界地図持っている?」
 ナシゴは持っていた世界地図を占いババに渡し、北の大陸に住んでいる両親の場所を聞き出すことに成功した。
「ありがとうございました! 占いババ様」
 ナシゴはお礼を言って、占いババの館を後にした。

 とにかく、ドラゴンボールを見つけるための旅には失敗したが、次の目的である長寿のための旅に変更して、旅を続けることにした。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ