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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
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ジャケットの形態を変化させた。
なのはの変化させたこのバリアジャケットのモード名はエクシードモードと言う。デフォルト設定のアグレッサーモードとは違い、高速機動や回避を完全に度外視し、それと引き換えに重装甲と爆発的な威力を誇る形態だ。
「これがなのはの本来のモードってわけか」
「うん。こんな時にしか使わないけどね」
なのはは苦笑気味に答えるが、聖はそれに感心したように頷いた。すると彼も安綱を前に突き出すと安綱に命じた。
「安綱モード転換、ハイリヒモード!!」
聖が告げると同時に彼の体がなのはと同じように一瞬光に包まれる。そしてその光が晴れたとき彼の肢体があらわになった。
普段の黒を基調としたバリアジャケットとは違い、今の聖のバリアジャケットは白を基調としており、白銀の装飾が施されている。
そしてさらに変化した点は安綱の長さだ。薄さは先ほどまでと変わらないのだが、刀身が凡そ2mほどにまで伸びている。
「このモード使うのも久々だな」
しみじみと言うものの、聖以外は安綱の変化に驚きを隠せないようだった。
「聖くんのフォームに驚いてる暇はないな。ほんなら皆、それぞれがんばってや!!」
はやてがいうと、五人はそれぞれの方向へと散開した。なのはとヴィータはゆりかごへ、フェイトは地上のスカリエッティのアジトへ、シグナムは地上本部へと向かった。そして聖もまたスカリエッティが指定した座標へと飛び立った。
皆を見送りながらはやては夜天の書を開きシュベルトクロイツを掲げた。
「ここは私が食い止める!!」
魔力を纏った状態ではやてが力強く宣言した。
……頼んだでみんな。
皆とわかれた聖はスカリエッティが指定した座標へと急いでいた。途中飛行型のガジェットが攻撃してくるが、安綱の長い刀身を巧みに使いながら聖はそれを斬り抜けて行く。
〈聖様、なのは様とヴィータ様の方にガジェットが集中しています〉
「チッ! やっぱりゆりかごの死守が最優先か。……やれるか安綱?」
〈私を見くびっておいでですか?〉
「はっ……悪かったよ」
安綱の返答に聖は軽く肩を竦ませると、なのはに思念通話を送った。
『なのは。目の前のガジェットを相手にすんな。今はそこで止まって俺が砲撃した後で行け。道を作る』
『え? でも……』
『大丈夫だ。目の前のガジェットは俺が一掃する』
なのはの疑問の声に聖はニヤリと笑いながら言った。なのはもその自信を信じたのか速度を落としガジェット群の手前で止まった。
「……安綱カートリッジ三発ロード」
聖が言うと同時に安綱から薬莢が三発吐き出された。そのまま聖は安綱を腰に持ってきて居合いの態勢
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