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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 後編
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ちゃんと『観』ておくようにするぜ。これ以上四肢とか首とか切られたら大変だ」
りょう「ん……何だよ。何かやる気っぽいな〜オイ。止めろよ?一撃必殺とか……」
れい「有ったら良いな、そんな技。安心しろ、有ったら最初から使っている」
上段に構えた刀をゆっくりと下段に、左の腰の後ろに刀を回すと今度は右へと振り切った。
れい「今のが俺の間合い。本当ならここに入ったものは悉く叩き伏せるんだが……あんたの力には勝てない。だから、ここに入ったら避ける事にする」
男の顔は段々と楽しそうに綻んでいった。
りょう「なんで楽しそうなんだよ」
苦笑しながらりょうは言った。
りょう「しかし……間合いね。間合いか……」
りょうはなんとなしに冷裂を縦横に振ると、考え込むように顔を伏せてから言った。
りょう「まあ突破しなきゃなのはこっちだしなぁ……」
言いながらりょうは滑らか動きで冷裂を構え……一気に突き出した。
不意打ち気味だったその動きだが、男は慌てた様子は無い。それを斜めに受け、冷裂に押し出されるように横へ移動し……。
れい「ほら、俺の間合いだぞ?」
手首を器用に動かして鋒をりょうに向けると捻りながら心臓に向かって突き出す。
りょう「ひゅう♪」
りょうは奇妙な声を上げると、振り下ろした冷裂を縦にしつつそれに身体を引きつけるようにして一回転して回避。
ほぼ男の真横で一回転するような体制から回転を利用して……
りょう「粉ッ!」
男のわき腹目掛けて腰だめに掌底を放つ
れい「力任せもここまで来ると……!」
それもしっかり観られていたらしく、軸足に重心を移動し体重の離れた足を上げ、引き戻した肘と膝で腕を挟み込まれた。
────
ULLR「れい、衝撃が僅かに抜け、腹部に小ダメージ。りょう、腕に継続ダメージだねw」
鳩麦「成程関節で受けたか。まあ防御してくれたならいいやw」
────
りょう「まあそうくるよ……」
挟み込まれた腕に鈍い痛みが走るが、別に構わない。掌底からコンマ数秒遅れて、男の対応と同時に振り上げた足で男の腰を……
りょう「……なっ!」
薙ぎはらう。
────
鳩麦「どうよ!(ドヤッ)」
ULLR「げっw」
────
れい「くっ……!?」
男は内心、敵の腕力を警戒していた故に虚の攻撃である掌底を手数をかけて防いでしまった。
咄嗟に後ろに跳ぶが、ダメージは避けられない。
れい「つぅ……」
今更気がつくが掌底の衝撃も僅かに抜けていた。今のと合わせてもボディダメージはさほどでは無いとは言え、この青年相手に打算はリスキー過ぎる。
れい「……やれやれ」
趣味に走り過ぎていた自分に呆れ、気持ちを切り替える。
れい「悪かった。これは決闘、
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