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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 後編
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ことで……」
実際あそこで抵抗したりしなければ殴られたりはしなかっただろう。
こうなるのは、ある意味分かっていてやったのだ。謝られるようなことではない。が……りょうは首を横に振った

りょう「……いいや。結果的にあれで隙が出来て助かったんだ。ったく助ける側が助けられてんじゃ世話ねーよ」
さち「そ、そんなことはありませんっ!」
りょう「…………」
珍しく大きな声をあげて反論した少女を、りょうは不思議そうに見る。

りょう「なんだよ、お前が其処まで……」
さち「……これだけは、譲りたくないんです」
こだわる必要は無いだろ。そう言われるより前に、さちは言葉を挟み込んでいた。

さち「……だって、だってやっと終わるんです……ずっと怖かった毎日も……不安だらけだった夜も……!」
りょう「…………」
さち「怖くて眠れなくて……一人で泣いて、皆で居たころの事だけ思い出してた……でも、これからはもう怖がらなくていいんです……!全部、全部皆さんの……りょうさんのおかげなんですよ……!?」
ある意味、その言葉は必死なようにも見えた。
訴えかけるような視線に、思わずりょうは言葉を返すことすら忘れて、その瞳に見入る。

さち「だから……だから……本当に、その……謝らないで、下さい……この感謝を、どこに向けたらいいのか分からなくなってしまいます……」
最後は、俯きながらの小さな言葉だった。その言葉に、リョウは少し頬を掻いた後、いつものように二ヤリと笑う。

りょう「……そか。じゃあ、そう言う事にしとくかね……あー、そうだな。ありがとよ。さち」
さち「は、はいっ!」
そう言って、二人は甲板へと続く階段を上って行く。
リョウには見えていなかったし、痛々しい青紫色のあざだらけの顔の中では分からなかっただろうが、さちの頬はうっすら、紅色に染まっていた。

────

鳩麦「ふぅ(テカテカ)」
蕾姫「ついにやったかw」
レオニス「我慢できなくなったんですかw」
涙カノ「まぁ、割と平和なシーンで……」
鳩麦「いやぁ、蕾姫先生ほど加糖じゃないし良くないですか?はっはっは」
蕾姫「そうか……?」
レオニス「まぁマイルドでは有ったようにも……」
なべさん「さちが良い子だったw」
蓮夜「りょうは鬼だったw」
鳩麦「オイw」

鳩麦「さて!次回は戦闘も終わったしのんびり楽しむよ〜w」
蕾姫「ほう?」
レオニス「何するんです?」
鳩麦「まぁ基本クライマックスなので〜……ヒロインズトークでもしてみる?」
涙カノ「え゛ッ」
蕾姫「良いんじゃないw?」
レオニス「面白そうですねw」
鳩麦「じゃあ其れとかで、また明日〜」
涙カノ「おうふ……」

……続く

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