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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 後編
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、世間話をするような口調で、りょうは言った。しかしどうやら男にはそれが気に食わなかったらしい。
チッと技とらしく舌打ちをすると、見下ろすように睨みつけて粘り気のある声で言う。
??「オイ、口のきき方に気をつけろよ?平民。僕はね、由緒正しき須郷家の血を引く二男。須郷信介なんだ。本来なら、お前みたいな平民は顔を合わせることすら赦されない・・・・・・上の人間なんだよっ!」
りょう「…………」
金切り声のような声とともに投げつけられた林檎を、顔面に当たる前に右手で受け止め、シャリシャリとほおばる。
りょう「……で?その信介公が、こんなしまで何してんのか、とかはまぁ聞かないけど……あー、お聞きしませんけど。彼女を捉えてどうしようと?」
信介「ふん。決まってるね。今から始まる交渉の材料に使うんだよ。お前達!」
下っ端「へいっ!」
りょう「…………」
信介の一声で、周囲の男たちが一斉にりょうを取り囲む。
りょう「……これは?」
信介「今からお前には、そいつらと戦ってもらおう。全員倒せたら君の勝ちだ。ただし、もし少しでも抵抗したり攻撃をよけたりしたらそのたびに……」
言いながら、信介は懐から小太刀を取り出すと、お幸の手を強引に自らの前に差し出させ、それを突き付ける。
さち「んぅっ……!」
信介「この子の指が、一本飛ぶよ?」
りょう「……はぁ……」
溜息をついたりょうの眼を、 信介はねめつけるように見た。
信介「此処に来るまでに、散々僕の遊び道具を散らかしてくれたそうじゃないか。今だってね、この小娘が間に合わなきゃ、お前は調子に乗って僕の前に立っていたんだろう?そうしようと考えただけでも万死に値する。今から精々、殺された方がマシだと思える程度には後悔させてやるからねぇ……」
りょう『此奴は……話通じそうにねぇなぁ……』
割と諦め加減で(相手の人格に対してだが)そう思ったりょうの前で、不意に、お幸が動いた。
抑えられた手足をバタバタと動かして、必死に逃れようとし出したのだ。
さち「んぅっ!んぅぅ〜!!」
信介「あぁ……!?この……煩いんだよ!!」
さち「ん?ッ!?」
りょう「……!」
そのささやかな抵抗に、男は業を煮やしたらしい。
突然刀の柄の部分でお幸の顔面を殴ったかと思うと、それを何度も何度も繰り返す。
信介「道、具が、生、意気、に!!動くん、じゃ、ない!!」
さち「ん゛ッ!ん゛ぅっ!?っ!ッ……!」
何度も何度も鉄の柄で顔面を殴られ、くぐもったうめき声を彼女は上げた。殴られる程に、顔面に傷が増えていく。
信介「お前は、僕の、玩具で、道具だ!今更、何を、したって……!」
殴り続ける内、徐々に信介の中でテンションがヒートアップし始める。既に殴られ続けたどれか
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