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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
9,5話 ザ・チンピラーズ
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弁当が目当てではない事をここに明記しておく。いいか、絶対だぞ!!
= = =
「いいか貴様ら!吸ってない人間は吸ってる人間を許してる訳じゃあない・・・吸ってない全ての人間が喫煙者を呪い、喫煙者の死を願っているのだ!!」
「しかし・・・僕たち禁煙派は寛容です。優しく注意してたばこを吸わなくなってくれるなら、何も命までは奪いません」
「そう。タバコを止め、われらズヴィズターの軍門に下るならば生きる権利くらいは与えてやる!だが、言って分からぬゴキブリどもは・・・」
「この世に存在する価値等ありません。撲滅して殲滅して荼毘に付してしまいましょう」
・・・はて、ここはボランティアの会場だと聞いていたのだがどうやら実は過激派テロリストの集会場だったのかな?と聞きたくなる内容だが、実はこれ毎度やっている。よって集まってる皆さんも慣れた顔して自分の巡回ルートを確認している。
「ケイトたんハァハァ(´д`*)」
「クロエたんハァハァ(´д`*)」
「ノータッチの原則は守れよ?」
「出来ぬぅ!」
「出来ぬなら、殺してしまえブッコロリ!」
「くぉら貴様ら!!邪魔をするならつまみ出すぞぉ!?」
声を張り上げているコスプレ幼女が星宮ケイトちゃんであり、その隣で拳を振り上げている男の子が我らが天使様(本名はクロエというらしいが天使の名を呼んではならない。それが「天使の教会」の教義)である。二人とも可愛らしい見た目をしているものの、口を開けば喫煙者撲滅主義の過激派でもある。
(なお、天使様には「翠屋」という店に行けばそこそこの確率で出会う事が出来るのだが、あそこは教会の
聖域
(
サンクチュアリ
)
なので選ばれし
財産
(
チカラ
)
を持つ人間にしか踏み込めない)
そう、このボランティアはあの二人が主催しているのだ。何も知らないカタギの人間が参加すれば混乱必至だろう。そしてこのボランティアは・・・命懸けの戦いでもある。
「あ、今回も来て下さったんですか?」
「おお、姉御じゃありませんか!おはこんばんにちわ!」
「イヤー今日も天使様は可愛らしいですねー・・・」
「あ、あははは・・・」
話しかけてきたのは天使様の御姉様に当たる美由紀の姉御だ。いつもボランティアに天使様の付き添いとしてやってきているが、俺達「天使の教会」には若干引いていらっしゃる。テヅカもヨコヤマも既に顔見知りであり、時々街中で見かけたら挨拶をする程度には会っている。
一見して仲が良さそうに見える代表2人だがその駆逐スタイルは大きく異なり、ケイトちゃんは彼女の組織した集団「ズヴィズター」が作った珍妙な兵器と引率力を用いて組織型ボランティアをするのに対し、天使様は問答無用で喫煙者の煙草を両断してからOHANASHIを行い最後に可愛らしい笑顔で堕とす洗
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