暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン限界を司る剣士
バザー

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「ピー、ピー」
街全体に笛の高い音が響いた、どうやらそろそろ始まるようだ。
「タクトさん、さっきの笛の音は何ですか?」
イナーシャは笛の音にビックリしたのかその場に座り込んでいた、案外ビビリ症なのかもしれない
俺は座り込んでいるイナーシャに手を貸し言う。
「バザーだよ。バザー」
「バザーてあの要らないものとか余っている物を売るあれですか?」
「そうそう、でもこのバザーはちょっと特別なんだ。」
「特別?」
「ああ、このバザーはプレイヤーが出しているんだ!」
「そんなんですか!?」
イナーシャは物凄く驚いろいる。確かに驚いても仕方ないだろう、簡単に説明すると例えば店を出すとしようだが、
店を出すには特別な資格やスキル、そしてお金が必要となる。必要とする金は半端ではない。だが、バザーでは
一定時間、バザーをやるプレイヤーに土地を貸してくれるというシステムが有る。しかも無料で
「色んなアイテムや武器、防具も売ってて中には普通では売ってないレアアイテムも売ってるて話だ。」
普通、レアアイテムは売る人は中々いないがお金が無かったり使い道が無かったりそんな感じでこの際、売って
しまおう。という人が売りに来る。だが、普通の人はわざわざバザーをやらずに普通に売ればいいんじゃない?
と思うだろう。だが、それは案外、間違いだったりする。なんとバザーをしてアイテムを売るとそのアイテムの値段
を自分で決める事が出来るという最大のメリットが有る。高く売ったり安く売ったり中途半端に売ったりと出来る。
まぁ高く売るとアイテムは売れないだろうし、安く売ると売れるが元を取れない、うまく値段を決め上手く人を
誘うかがポイントとなる。
「私、バザーに来る何て初めてです。でも何でバザーがあるてタクトさん、教えてくれなかったですか?」
「あ、ああ、その」
「?」
「驚かせようと思って、ナイショにしてた、」


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